
ネットニュースに、連日のように山岳遭難の記事が載っている。
例えば、8月11日付の朝日新聞の記事。
夏山シーズンを迎え、長野県内の北アルプスや八ケ岳などで山岳遭難が多発している。県警のまとめでは、1月~8月3日に205件の山岳遭難があり、遭難者は232人。過去最多だった昨年を上回るペースで推移しており、体力や準備不足で救助を求めるケースも目立つという。
山域別では北アルプスが約6割の127件を占め、八ケ岳(19件)、中央アルプス(13件)など。遭難者の13%にあたる30人が亡くなった一方、4割強の99人は無事に救出された。
無事に救出された人の65%は、道迷いや疲労が原因だった。県警山岳安全対策課の担当者は「自分の技術や体力に合った、ゆとりのある登山計画を立ててほしい」と呼びかける。
長野県内だけでもこれだけの山岳遭難事故が発生しており、
日本全国の山岳遭難事故を集計すると物凄い数になると思われる。
特に60代、70代の高齢者の遭難が目立っている。
「70代で日本アルプスを縦走するためには、どんな訓練をしたらいいですか?」
と訊かれることがある。
そんなとき私は、
「少なくとも週に1回は、3~4時間の山歩きをして下さい」
と答えるようにしている。
これは、
山本正嘉著『登山と身体の科学 運動生理学から見た合理的な登山術』
という本からの受け売りなのだが、(本のレビューは後日)

3~4時間の山歩きは、累積の標高差で表すと、
上り・下りともそれぞれ500mくらいの運動量となる。
少なくともそれくらいはやっておかないと、
日本アルプスでの4~5日間の縦走は無理だと思われる。
60歳になったとき、体力はガクッと落ちた。
65歳になったとき、体力はガクガクッと落ちた。
70歳になったとき、体力はガクガクガクガクガクッと落ちた。
60歳になったときや65歳になったときとは比較にならないほど、
70代になると(信じられないほど)体力は低下する。
それからは、時間があれば山へ行くようになった。
今年は、週2回くらいのペースで山へ行っている。
体力維持という目的もあるが、
私の場合は、「花々との出逢い」という楽しみもある。
同じ山に登っても、毎回違う花に出逢い、毎回違う風景に出逢う。
そして思いがけない発見にも恵まれたりする。
飽きることがないのだ。
そんな風に、今回は「鬼ノ鼻山」に登ってきた。

ゆっくり登り、

「鬼の展望台」や、


鬼ノ鼻山山頂を経て、


「鬼のテラス」で展望を楽しんだ。




「みはらしの丘」は草茫々で、


ベンチも夏草に覆われていた。

そんな鬼ノ鼻山であったが、
今回は多くのママコナに逢うことができた。

逢いたかった白花のママコナもたくさん咲いていた。


紅白揃い踏み。

ひとつの花の中に、紅白が混じっているのもある。

紅白がちょうど半分に分かれているものもあって、面白い。

こちらにも。

今日も「一日の王」になれました~
