
7月25日(金)
今日は、太郎平小屋から折立まで下って、
折立8:40発のバスに乗る予定。
太郎平小屋から折立まではコースタイムで3時間なので、
(余裕を持って)午前4時に出発する。

本日の日の出時刻は4:51なので、まだ暗い。

軽快に歩いて行く。

少し明るくなってきた。

かなり明るくなったので、ヘッドランプをザックに収納する。

劔岳が見えた。

「五光岩ベンチ」を通過。

劔岳を見ながら、高度を下げていく。

前方に見えるのは、鍬崎山。


有峰湖も見えてきた。

大好きな劔岳が見守っていてくれる。

有難い。

今夏の北アルプス遠征は、天候にも恵まれ、
素晴らしいものになった。

「これ以上望むべきものなどない一人山旅」だったと言えよう。
下山しながら、歓びをかみしめる。

この付近で、折立から登ってきた女性登山者と会う。
トレイルランナー風な、
それでも少し大き目のザックを背負った美しい女性だった。
しばし談笑。
この時間にここまで登ってきたということは、
午前3時から4時の間に、折立から登り始めたのだろう。
折立周辺はクマの目撃情報が多いのに、
単独で暗いうちから登り始めるなんて、すごい女性がいたものだ。

この周辺には、
ニッコウキスゲや、

キンコウカのプチ群生地があり、
雰囲気の好い素敵な場所であった。

劔岳よ、さらば。

「三角点」に差し掛かったとき、

太陽が姿を現した。

三角点をパチリ。

ホソバノキソチドリや、

ツクバネソウを見ながら、
軽快に下って行く。

「熊出没地域です」
でも、この頃になると、登ってくる登山者も多くなり、
恐くはなかった。

6:45 折立登山口に到着。
太郎平から3時間のコースタイムであったが、
2時間45分で下山できた。ちょっとビックリ。
下りに自信はあったが、71歳の老人なので、まさか、
コースタイムより15分も早く到着できるとは思っていなかった。
ちょっと嬉しかった。


この遠征のために買った、
「マウンテンクルーザー400 ウィズ ゲーター」も大活躍。
「静荷重・静移動」を心掛けてゆっくり歩き、
一度も転ぶことなく(一度も「ヒヤッ」とすることもなく)、
5日間、歩き通すことができた。

8:40発のバスに乗り、
有峰口で電車に乗り換え、
富山駅からは新幹線、特急を乗り継いで、
この日の夕刻には無事佐賀に帰ってきた。


これにて夏山遠征のレポは終わるが、
このブログに掲載した何倍もの写真を撮ったし、
何倍もの人に出会ったし、
何倍ものエピソードもあるが、
すべてをここに書き記すことはできない。
すべては私の胸の内にある。
遠征から帰った翌日、
太郎平から下山中に出会った女性のSNSを見た。
太郎山と薬師岳に登頂し、
その日のうちに無事下山して帰宅されたようだ。
今回の旅で出会ったすべての登山者の山行が、
思い出深いものでありますように……

大満足の夏山遠征を終えた今、
極私的には、もう2025年の夏は終わったような気分になっている。
これからが夏本番だというのに……ね。