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北アルプス2025「天空の楽園で遊ぶ」⑥赤木岳・北ノ俣岳を経て、ハクサンイチゲ咲く広大なお花畑へ

 

7月24日(木)その2

 

黒部五郎岳を登頂した後、

「黒部五郎の肩」まで戻って、

「太郎平」方面へと向かう。

 

 

ハイマツ帯のザレた道を、

つづら折りを繰り返して急降下する。

下り切った後に、見上げる。

 

快適に歩けそうに見えるが、

 

実際に歩いてみると、アップダウンが激しく、

一筋縄ではいかぬ縦走路だ。

 

それでもチングルマのお花畑があちこちにあって、

心を和ませてくれる。

 

縦走路も、

 

周囲の風景も美しく、

 

飽きることがない。

 

赤木岳や北ノ俣岳が近づいてくると、

ゆるやかな登り基調の道になって、やや疲れを感じるようになる。

 

 

それでも稜線の東側は穏やかな斜面となって広がっており、

のびやかで気持ちよく、疲れを忘れさせられる。

 

急登をクリアし、

 

赤木岳山頂から、

 

赤木沢方面を眺める。

 

すると、赤木沢で沢登りを終えた若者3人組が登ってきた。

赤木沢に憧れを持つ私は、彼らにいろんな質問をしたり、

彼らから赤木沢の(スマホで撮った)写真を見せてもらったりして、

しばし楽しい時間を過ごし、

(今日中に折立まで下山するという)彼らを見送った。

良い青春時代を過ごしているな~と思った。

 

その後、北ノ俣岳にとりつき、

 

ハイマツ帯の眺めの良いトレイルを辿り、

 

北ノ俣岳山頂(標高2661m)に着いた。

到着時はガスっていたが、

 

しばらく待っていると、ガスは去り、

素晴らしい展望を見せてくれた。

ある人が「北ノ俣岳が一番好き」と言っていたが、

ちょっと解る気がした。

 

右に残雪を見ながら、ゆっくり下って行くと、

 

やがて木道が現れ、

“雲の平”や“大日平”を歩いているような気分にさせられる。

 

そして、この先に、

 

信じられないような風景が待っていた。

私の好きなハクサンイチゲの広大なお花畑があったのだ。

 

ずっと奥まで、ハクサンイチゲの大群落。

 

 

まるで天国にいるような気分だった。

 

その後も、

ワタスゲや、

 

ニッコウキスゲなどを見ながら歩いていたら、

 

太郎平小屋が見えてきた。

 

午後1時、太郎平小屋に到着。

今日は午前4時に黒部五郎小舎を出発したので、

(休憩、食事時間を含め)約9時間行動していたことになる。

ここ数日、午前中は晴れていても午後からは天気が崩れることが多く、

午前中か、遅くとも午後1時頃までに行動を終えることを心掛けていた。

 

夕食は、トンカツをメインとしたものであった。

 

食堂の窓から外を見ると、虹が出ていた。

虹は古来より幸運の象徴とされ、

宇宙からの祝福のサインと考えられてきた。

私の今回の北アルプス遠征を祝福してくれているように感じた。

 

明日は、折立8:40発のバスに乗ろうと思っている。

太郎平小屋から折立まではコースタイムで3時間なので、

明日も(余裕を持って)午前4時に出発しようと思っている。

最後まで気を抜かず、安全に無事故で歩き切りたい。

 




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