
4:00
涸沢小屋を出発。(フラッシュ撮影)

しばらく登ると、周囲が明るくなってきた。

ヤチトリカブトや、

イワツメクサを見ながらゆっくり登って行く。

御来光。

噴煙を上げているのは浅間山か……

急斜面を三点支持で登っていく。

長い梯子もあった。

雄大な景色に魅入らされる。



タヌキ(トトロ)の視線の先に富士山がうっすら見えた。

大自然に包まれている幸福を感じる。

下りてくる登山者がいたので落石の心配がない場所で待機する。

東稜・ゴジラの背が見えた。

山頂が近くなってきた。

南側を見るとジャンダルムが見えた。
カッコイイ!

かなり上がってきた。

もう一息。

北穂分岐にさしかかる。
疲れているので普通の人は右へ(北峰)行くのだが、
せっかく来たので、まずは左の南峰へ。

北穂高岳(南峰・3106m)に到着。

ここからの眺めが素晴らしかった。(右は北峰。山頂に登山者が見える)

これから歩く「大キレット」越しに「槍ヶ岳」をパチリ。

カッコイイ!

振り返ると、奥穂やジャンダルムが見えた。

西側には笠ヶ岳。

北穂高岳(北峰)に移動し、

北穂高小屋でしばし休憩をとり、

大キレットへ入って行く。
早くも雲が湧き始めていた。

急降下。

落石に気を付けてどんどん下っていく。

滝谷展望台に到着。

一日中、陽が差さないと言われる岩の魔宮「滝谷」。

いやはや「スゴイ!」の一言。

ここを下ってきて、

「飛騨泣き」へ。
泣くほどではなかったかな?

急坂を落石に気を付けながら降下して、

「A沢のコル」へ。

振り返る。
凄い所を下ってきたものだ。

こんな風景を見ながら休憩。

大キレット中盤にある有名な難所「長谷川ピーク」を通過。

痩せた岩稜が連続するが、それほど恐怖は感じなかった。

しばらく下って、

「最低鞍部」に到着。

ここから上りに転じる。

あそこが南岳かと見上げると、
その背後にうっすらと本物の南岳が見えた。
〈まだあそこまで登らなければならないのか……〉
と愕然とする。

急に雨が降り出し、雷が鳴りだした。
1時間ほど身を低くして動かずにいる。

雷の音が止んだので、動き出す。
左側の長い梯子を上っていく。

ここをクリアし、大キレットを踏破した。

振り返ると、歩いてきた道のりが見えた。

しばし感慨にふける。

南岳小屋に到着。

ここが本日の宿泊地。

夕食をしっかり食べ、明日に備えた。
