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映画『沈黙のパレード』 ……柴咲コウの復帰が嬉しい『ガリレオ』映画第3弾……



ガリレオ』は、
東野圭吾の連作推理小説ガリレオシリーズを原作として、
フジテレビが製作した映像化作品シリーズで、
「月9」枠で、
第1作(第1シーズン)が2007年10月15日から12月17日まで、
第2作(第2シーズン)が2013年4月15日から6月24日まで放送された。
1話完結のスペシャルドラマとして、
2008年10月4日に『ガリレオΦ』が、
2013年6月22日に『ガリレオXX 』が、
2022年9月17日に『ガリレオ 禁断の魔術』が放送された。
私は昔からのTVドラマ『ガリレオ』ファンで、
これらのドラマはすべて観ており、
テレビドラマの劇場版として公開された、
映画『容疑者Xの献身』(2008年10月4日公開)も
映画第2弾『真夏の方程式』(2013年6月29日公開)も、
映画館で見て、レビューも書いている。(タイトルをクリックするとレビューが読めます)

今年(2022年)9月16日、
映画第3弾となる『沈黙のパレード』が公開された。
原作は(刊行された年の)2018年に読んでいたし、
本作ではヒロインとして柴咲コウ(内海薫役)が復帰するとのことで、
※第2シーズンのドラマおよび映画第2弾『真夏の方程式』は吉高由里子(岸谷美砂役)だったし、SPドラマ『ガリレオ 禁断の魔術』では新木優子(牧村朋佳役)だった。
柴咲コウが好きな私は、ワクワクしながら映画館に駆けつけたのだった。



天才物理学者・湯川学(福山雅治)の元に、
警視庁捜査一課の刑事・内海薫(柴咲コウ)が相談に訪れる。


東京の郊外、西にある街、菊野市で行方不明になっていた女子学生が、
数年後に遺体となって発見されたのだ。
内海によると、容疑者は、
湯川の親友でもある先輩刑事・草薙俊平(北村一輝)が、
かつて担当した少女殺害事件で完全黙秘をつらぬき無罪となった男・蓮沼寛一(村上淳)。


蓮沼は今回も同様に完全黙秘を遂行し、
証拠不十分で釈放され、女子学生の住んでいた町に戻って来た。
町全体を覆う憎悪の空気。
そして、夏祭りのパレード当日、事件が起こる。
蓮沼が殺されたのだ。
女子学生を愛していた、家族、仲間、恋人……全員に動機があると同時に、
全員にアリバイがあった。
そして、全員が沈黙するのだった……




原作を読んではいたが、ほどよく忘れており、(笑)
映画を見ながら、ほどよく思い出され、(爆)
とても楽しく見ることができた。
原作を読んだときにも感じたことだが、
物語の構図が、海外の某女流作家の有名なミステリー小説に似ており、
この有名小説を読んでいる者にとっては、
〈ああ、そういうことね〉
と結末が予想され、
謎解きの部分にもそれほど真新しさは感じられなかった。
クールな天才物理学者・湯川学も、
難解な数式を解くように謎を解いていく……というようなことはなく、
市井の探偵のような雰囲気で、人間味が感じられる湯川学であった。
そういう意味では、ちょっと物足りなさもあったが、
昔からの『ガリレオ』ファン(の私)にとっては、
9年ぶりの映画、
内海薫役の柴咲コウの復帰、
贔屓にしている吉田羊、檀れい戸田菜穂がキャスティングされている……
というだけで感涙もので、
ただただ有難く、存分に楽しませてもらった。



天才物理学者・湯川学を演じた福山雅治


私と同じ長崎県出身なので、昔から応援している。
華のある芸能人で、
シンガーソングライター、俳優、ラジオDJ、写真家等、マルチに活躍しているのも好い。
容疑者Xの献身』(2008年)
真夏の方程式』(2013年)
そして父になる』(2013年)
るろうに剣心 伝説の最期編』(2014年)
『SCOOP!』(2016年)
『三度目の殺人』(2017年)
マンハント』(2018年)
『マチネの終わりに』(2019年)
『ラストレター』(2020年)
と、映画への出演はそれほど多くはないが、
西谷弘、是枝裕和、大友啓史、大根仁ジョン・ウー岩井俊二など、
優れた監督に恵まれたこともあって、佳作、秀作、傑作揃いだし、
私も、そのほとんどの作品でレビューを書いている。
ガリレオ』シリーズの湯川学は福山雅治にとっての当たり役であるし、
安心して見ていられる。
そんな福山雅治も(1969年2月6日生まれなので)53歳。(2022年9月現在)
できればあと数作、湯川学が主人公の映画を見たいと思うし、
老人になった湯川学が謎解きする姿も見たい気がするのだが、如何。



警視庁捜査一課の刑事・内海薫を演じた柴咲コウ


吉高由里子新木優子も悪くはないが、
ガリレオ』シリーズのヒロインは(私にとっては)やはり柴咲コウが一番で、
大きなスクリーンで内海薫を演じる柴咲コウを見られただけで大満足であった。


その上、
福山雅治との音楽ユニットKOH+(コウプラス)も復活させ、
主題歌「ヒトツボシ」を披露しており、この曲がとにかく素晴らしい。
何度でも聴きたくなる好い曲だ。
(事実、KOH⁺としては初の「オリコン週間音楽ランキング」1位獲得)


柴咲コウの年内の映画出演作としては、
『天間荘の三姉妹』(2022年10月28日公開予定)
『月の満ち欠け』(2022年12月2日公開予定)
Dr.コトー診療所』(2022年12月16日公開予定)
の3作が控えており、特に、
TVドラマの方はすべて観ていて(極私的に)大好きな『Dr.コトー診療所』の映画版は、
楽しみだし、12月が待ち遠しくてならない。



宮沢麻耶を演じた吉田羊。


菊野商店街にある老舗の本屋「宮沢書店」の店主で、
菊野市で開催されるパレードではチーム菊野を取り仕切っているリーダー的存在。


福山雅治柴咲コウ北村一輝以外では、
最も存在感があって、恰好よかった。



並木祐太郎(飯尾和樹)の妻・並木真智子を演じた戸田菜穂


菊野商店街で定食屋「なみきや」を営んでいるのだが、
娘が遺体となって発見され、
容疑者である蓮沼寛一(村上淳)が殺されたことで、
並木祐太郎と共に、事件の中心人物と目されるようになる。
飯尾和樹の演技も悪くなかったが、
戸田菜穂のしっかりした演技が、飯尾和樹を支えていたとも言える。
主演作は多くないが、戸田菜穂がキャスティングされているだけで見たくなる。
(私にとっては)それほど魅力ある女優ということだ。



その他、
新倉直紀(椎名桔平)の妻・新倉留美を演じた檀れい


並木祐太郎(飯尾和樹)・並木真智子(戸田菜穂)夫妻の娘、
並木佐織を演じた川床明日香、


並木夏美を演じた出口夏希の演技が光っていた。



男優陣では、
警視庁捜査一課の刑事・草薙俊平を演じた北村一輝が、
今回は彼が主役ではなかったか……と思われるほど活躍していたし、


容疑者・蓮沼寛一を演じた村上淳も、
「さすが」の演技で作品の質を高めていた。


祐太郎の幼馴染で、冷凍食品会社を営む戸島修作を演じた田口浩正


容疑者・蓮沼寛一の元同僚・増村栄治を演じた酒向芳、


佐織の恋人・高垣智也を演じた岡山天音も、
個性あふれる演技で観客を魅入らせた。



単純ではない原作をスピーディにコンパクトにまとめ上げた福田靖の脚本が良かったし、
前2作に続いて、より解り易く演出した西谷弘監督の手腕も褒めたい。
ガリレオ』シリーズの第4弾、第5弾も大いに期待したいと思う。




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