
10月29日(金)
数年前、近くの里山のある場所で、
けっこう珍しい花を見つけた。
〈あの花はまだあそこに咲いているのか……〉
数年前と同じ時期に、その場所へ行ってみることにした。
途中、紅葉した木を見つけた。


探すと、もう、あちこちの木々が色づいていて、


秋の深まりを感じさせた。


ツワブキの花を見ながら、

木洩れ陽の美しい林の中へ。

ヒキオコシや、

フユイチゴを横目に、

ゆっくり歩いて行く。

ここは人がほとんど通らない道。

歩いているだけで幸せな気持ちになる。

数年前、この先に目的の花は咲いていたのだが……

行ってみると、その花は無かった。
ありふれた花が咲いているばかりであった。
いくら探しても見つからなかった。
もう、この場所では絶滅したのかもしれない。

探しているときに、リンドウの花を見つけた。

〈ここにも咲くんだ~〉
と、感激。

山の神様が、あの花の代わりに見つけさせてくれたのかもしれない。

麓に下りてくると、
ナズナや、

ホトケノザがもう咲いていた。

ナズナの花期は3月から7月で、
ホトケノザの花期は3月から6月とされているので、
冬を通り越して、もう春が来た様……

ちなみに、春の七草に、「ナズナ」も「ホトケノザ」もあるが、
春の七草の「ホトケノザ」は本種のことではなく、
(本種は食用ではないため、注意を要する)
春の七草の「ホトケノザ」は、標準和名をコオニタビラコというキク科の草である。
(若い葉を食用とする)

帰り咲きした桜もあった。(二度咲きする子福桜かも?)

2時間ほどの散策であったが、
とても心が満たされたひとときであった。
