
7月6日(火)
今日は、「曇り」の予報であったが、
天山を見ると、雨雲にすっぽり覆われていた。
〈稜線は雨が降っていることだろう……こんな日なら登山者はいないに違いない〉
そう考えて、天山に登ることにした。
天川登山口駐車場に着くと、
やはり一台の車もなかった。
今日も天山を独り占めできそうだ。

出発。

登り始めるとすぐに、ウツボグサが出迎えてくれた。

これほどたくさん咲いていると、楽しくなる。

ミヤコザサや夏草がせり出してきて、登山道が狭く感じる。

他の山では終盤を迎えているオカトラノオであるが、
標高の高い天山では今がピーク。

テリハアカショウマも数を増してきている。

あめ山分岐を通過。

いつもの場所でパチリ。
ガスっていて何も見えない。

オトギリソウを見ながら、

天山山頂へ。
(写真左下にあるのは一等三角点)

展望はまったくないので、稜線散歩へ。
強い風が吹いており、時折、横殴りの雨が頬を打つ。

まだ数は少ないが、
カキランや、

ホソバシュロソウが私の目を楽しませてくれる。

天山のチングルマ(と私が勝手に呼んでいる)ノイバラが美しい。

横からもパチリ。

保護区のハンカイソウ。

開花し始めていた。
この花が咲くと、夏がやってきたことを実感する。

キュウシュウコゴメグサは、それほど増えていなかった。

まだこれから……なのかな?

モウセンゴケは雨水を浴びてイキイキしていた。

モウセンゴケの花も開花間近。

いつもの場所へ行ってみるが、雨風が強く、珈琲は諦める。

本日の「天山北壁」。

その後も、花観察を続ける。
なんと、バイカイカリソウがまだ咲いていた。
「もう夏だよ~」

先程とは違う場所で、カキランが見つかった。

好い顔している。

パーフェクト!

こちらも、
先程とは違う場所で、ホソバシュロソウを見つける。
ここまで、花の写真は案外きれいに撮れているように見えるが、

風が強く、実は、こんな写真のオンパレード。(笑)
ちゃんと撮れた数少ない写真のみを掲載しているのだ。

保護区ではない場所のハンカイソウ。

この花を見ると、
南アルプスで見たマルバダケブキを思い出す。

オオバギボウシや、

オカトラノオを見ながら、

山頂へ戻る道へ。

途中、開花間近の、
ヒヨドリバナ、

イタドリ、

ノギラン、

マツムシソウ、

キガンピなどを見つけ、

天山に夏がやってきたことを更に実感する。

ホソバノヤマハハコも順調に育っている。

山頂に戻るまで、誰にも会わなかった。
今日も天山を独り占めすることができた。

最後に、今日の目的の花、マイサギソウについて記しておこう。
5日前に来たときには、まだほとんど蕾だったが、
今日は(少しではあるが)舞い始めていた。


違う場所のマイサギソウ。

この山野草を見ると、なんだかウキウキする。

下からもパチリ。

こちらは、もう舞っている。

ねっ。

今日は、数箇所でマイサギソウを確認できた。
今日も「一日の王」になれました~
