
1月21日(火)
今日は、
〈映画に行こう……〉
と思っていたのだが、
天気予報を見ると“快晴”とのこと。
明日からはずっと“傘マーク”が続いていたので、
〈晴れの日は貴重!〉
と考え、
急遽、山へ行くことにしたのだった。
2020年の干支は、
十二支で言うところの「子年(ねどし)」、
ネズミに当たるわけだが、
「鼠」という漢字が使われている山は極端に少ない。
九州では、熊本県八代市にある、
大鼠蔵(48m)・小鼠蔵(35m)が知られているが、
〈こんな古墳のような、丘のような場所に、わざわざ大切な時間を使って遠征するのは勿体ない〉
と思った。
で、
〈「鼠」が駄目なら「子」でいいではないか……〉
と居直った。(笑)

『漢書』律暦志によると、「子」は「孳」(し:「ふえる」の意味)で、
新しい生命が種子の中に萌(きざ)し始める状態を表しているとされる。
「子」は赤ちゃんが手を横に広げた様子を描いた象形文字で、
そこには「小さい」というイメージが元々備わっている。
植物の実や種、動物のたまごを意味する「種子」「卵子」「精子」などの言葉もそうで、
小さいものに「子」という接尾語がつけられている。
「子」は親から生まれるし、元になるものから生じたものにも「子」がつく。
そう、
「子(ね)」が十二支のはじめに置かれたのは、
「万物の滋り始め」や「植物の成長の始まり」といったイメージがあるから……と言われている。
子(ね)の付く山としては、
三重県にある「子ノ泊山」(ねのとまりやま)や
埼玉県にある「子の権現」(ねのごんげん)などが知られているが、
「子」を「ね」と呼ぶ山だけでなく、
「子」という漢字が付いていればいいのではないかと、さらに居直った。(コラコラ)
だとしたら、近くに「両子山」があるではないか!
「両」が前に付いているので、W(ダブル)の「子」だ。
目出度いではないか!
……ということで、
家から車で10分ほどの「両子山」へ向かったのだった。
両子山には、すでに何度も登っており、
麓から登ったこともあるし、
東多久駅から歩き出して登ったこともある。
だが、今日は、両子山登頂後に、牛尾梅林にも立ち寄ることにしているので、
この分岐まで車でやってきた。
(この分岐の少し手前と、左へ少し進んだ所に、車1台分の駐車スペースがある)
立入禁止は、右の道(採石場へ至る道)のことで、

両子山へは、左の道へ入る。(「両子山参道」と書かれた小さな道標がある)

この辺りはなぜか赤土だ。

植林帯を抜け、

自然林に入る。

岩や、

大きな石もあり、
プチ黒髪山系のような感じ。

やや薄暗いので、できれば晴れた日に歩きたい山だ。

が、右側がやや明るくなっている場所に出合う。

採石場が木々の間から見えるのだ。

もう少し進むと、

採石場がもっとよく見えた。

山頂近くまで採石場の開発が進んでおり、

道までできている。

気を取り直して、山頂へ向かう。

自然林が美しい。


巨木も多く、



長い年月、自然が守られてきたことが窺える。

それは、おそらく、両子山が信仰の山だったからだと思われる。
なぜなら、山頂近くには、昭和初期(昭和6~7年頃)に奉納された、
不動明王、

十二面漢世音、

文殊菩薩、

弘法大師などの石仏群があるからだ。

そこから一登りすると、

祠が見えてきて、

ここが両子山山頂である。(標高366m)

祠の奥が少し高くなっており、
そこに古い標識と、

新しい標識があった。

展望はなく、
少し寛いだ後、

また美しい自然林を楽しみながら下山した。

その後、牛尾梅林に移動する。
「牛尾梅林まつり」は毎年3月初旬に開催されており、
この梅の開花はまだまだ先のことなのであるが、
両子山が見えるこの場所にある1本の梅だけは毎年1月に咲き始めるのだ。

白い点々は開花した梅。

両子山を背景にパチリ。

こちらも両子山を背景に撮る。

ズーム。
いいね~

あくまで、背景には(先程登ってきた)両子山にこだわり、(笑)

激写する。

見上げると、青空に白梅が美しく映えていた。

梅林を散歩し、
シロバナタンポポや、

ホトケノザや、

フキノトウや、

菜の花などを楽しんだ。

北側には天山のたおやかな稜線も見え、
素晴らしい展望も楽しんだ。

蝋梅を見に行くと、

ほぼ満開で、

辺り一面、芳香がただよっていた。

今日も「一日の王」になれました~