
2019年の映画賞レースの幕開けを飾る「第44回報知映画賞」の各賞が、
11月27日に発表され,
私の大好きな小松菜奈が助演女優賞を受賞した。

対象作品は、
『来る』と、『閉鎖病棟 ―それぞれの朝―』。
(タイトルをクリックするとレビューが読めます)
『来る』は、昨年(2018年)の12月7日公開の作品であるが、
報知映画賞の対象期間は、
12月1日から翌年の11月30日までとなっているので、
(第44回は2018年12月1日から2019年11月30日まで)
『来る』も対象作品となっている。

※「第44回報知映画賞」の受賞作品はすべてこのブログにレビューを書いているので、
「映画のタイトル」+「一日の王」でキーワード検索してみてね。
「報知映画賞」のノミネート作品は、ファン投票上位から選ぶということで、
メジャーな作品ばかりで、マイナーな作品はノミネートされていないし、
選考委員も、(「第44回報知映画賞」の場合)
荒木久文(映画評論家)
見城徹(株式会社幻冬舎代表取締役社長)
田中誠(読売新聞文化部映画担当)
藤田晋(株式会社サイバーエージェント代表取締役社長)
松本志のぶ(フリーアナウンサー)
YOU(タレント)
LiLiCo(映画コメンテーター)
渡辺祥子(映画評論家)
報知新聞の映画担当者
なので、
私個人としては、
それほど評価している映画賞ではないのだが、(コラコラ)
小松菜奈が助演女優賞に輝いたことは喜ばしいことであるし、
大いに彼女を褒めたいと思う。

助演女優賞は、
松原智恵子、MEGUMI、斉藤由貴も高評価だったが、
1回目の投票で小松と松原に票が分かれ、
決選投票で小松が過半数を集めたという。
「イノセントと魔性。天性の女優だ」(見城徹)、
「どの作品も非常に演じ分けられていてよかった」(YOU)
と選考委員も語っている通り、
作品毎に新しいことに挑戦し、
毎回、それまでとは違う小松菜奈を我々に見せてくれる。
そのチャレンジ精神は称賛に値する。

(2018年公開の映画を対象にした)第5回「一日の王」映画賞で、
私は、一足先に、小松菜奈を最優秀助演女優賞に選出しているのだが、(コチラを参照)
このときの対象作品は、『坂道のアポロン』と『来る』であった。
その選評で、私は、次のように記している。
小松菜奈は、ポップで、最先端を突っ走っているモデルであり、女優なのだが、

そんな彼女が『坂道のアポロン』で昭和の女子高生を演じると聞いて、
〈大丈夫か?〉
と心配した。
だが、小松菜奈は見事に昭和の女子高生に成りきっていて驚かされた。

主演作の『恋は雨上がりのように』を経て、

中島哲也監督作の『来る』では、
霊媒師の血をひくキャバ嬢という、『坂道のアポロン』とは真逆のキャラクターを演じ、
演技力に幅があることも知らしめてくれた。

小松菜奈は、TVドラマにはほとんど出演しないで、
映画に軸足を置いて活動しているが、
その理由を、
「映画を愛してる人、熱い人が多くて、現場の濃さが好きなんです」
と語っていたが、
これからも、若手では稀有な“映画女優”として、
我々を大いに楽しませてもらいたい。

来年(2020年)公開の出演作として、すでに、
『糸』(2020年4月24日公開予定)主演・園田葵 役
『さくら』(2020年初夏公開予定)長谷川ミキ 役
が公表されているが、
楽しみで仕方がない。
小松菜奈という女優が、私と同時代にいるお蔭で、
私の人生は豊かになっているし、楽しくなっている。
小松菜奈、ありがとう!