
11月25日(月)
いつも利用している武雄市図書館から、
予約していた本が用意できたと連絡が入った。
で、武雄に行くついでに、紅葉を楽しもうと考えた。
まずは武雄市図書館へ。
背後の御船山の双耳峰が、猫の耳のようにも見え、可愛い。

2013年、市立図書館ながら、民間の会社が指定管理者となったことで、
図書館の中にTSUTAYAやスターバックスが入っていることや、
開放的な空間などが話題になり、
国内だけでなく、海外からも訪れる人が絶えず、
今では市内随一の観光スポットとなっている。
中国から佐賀空港への直行便があることもあってか、
特に、中国からの観光客が多く、
今日も中国語が飛びかっていた。

図書館で本を受け取った後、
隣にある武雄市文化会館へ。
この敷地内に「鍋島藩武雄領主の庭園」があるのだが、
訪れる人も少なく、静かな雰囲気の中で紅葉が楽しめるのだ。


御船山が借景になっているという贅沢。

全体的な見頃はもう少し先だと思われるが、

紅葉がピークの木々も見られ、大いに楽しめた。



歴史がある庭園なので、
木々が育ち、喬木の紅葉が楽しめるのがイイ。


灌木の紅葉とは違ったスケール感がある。


落葉さえ美しい。

この後、武雄温泉街の方へ移動する。

武雄温泉楼門に到着。

温泉の入口に立つ朱塗りの楼門で、
1915年(大正4年)に建築され、
2005年(平成17年)7月22日に国の重要文化財に指定されている。
竜宮を連想させる鮮やかな色彩と形で、天平式楼門と呼ばれ、
釘一本も使用していない建築物として有名。
この武雄温泉楼門を設計したのは、
佐賀県が誇る建築家・辰野金吾(1854年~1919年)で、
東京駅、日銀本店、両国国技館なども彼が設計している。
ここで、面白いエピソードをひとつ。
2012年に、
1914(大正3)年の開業時の姿に復元した東京駅には、
南北二つのドーム状の八角形の屋根に干支(えと)のレリーフが飾られている。

八角形だからということもあろうが、
十二支のうちの八つしかないことがネットで話題になっていた。
東京駅にあるのは、
丑、寅、辰、巳、未、申、戌、亥の八つ。


方角で言えば、
ちょうど東西南北を示す子(北)、卯(東)、午(南)、酉(西)がないことから、
「残りはどこに?」
と、ミステリー的な話題になっていたのだ。
それが、2013年、
お色直し中の武雄温泉楼門で、
残りの四つの干支(えと)が見つかったのだ。

楼門を設計したのは、東京駅と同じ辰野金吾。
東京駅は、1914年開業。
武雄温泉楼門は、1915年完成。
東京駅に足りない四つの干支を、
ふるさとの楼門の天井に彫ったのではないかと、
佐賀では、大いに話題になったのだ。
この武雄温泉楼門の背後に「桜山」がある。
標高116mの低山ながら、山頂には奇岩がそそり立つ。


別角度からもパチリ。

桜山という山名にふさわしく、
4月上旬にはソメイヨシノや八重桜500本が咲きそろう。
隠れた「紅葉の名所」であることは、
2014年11月30日に武雄オルレを歩いたときに知った。(コチラを参照)
以来、晩秋になると、この桜山を訪れるようになったのだ。
淀姫神社の鳥居から入山する。

見事な紅葉が私を迎えてくれた。


素晴らしい。

市街地に近い低山で、
これほどの紅葉を見ることができるとは……

まさに極楽。


すべてが赤く染まっていくようだ。

そこからさらに歩いて行くと、

金毘羅宮の鳥居に出合う。

ここからは、紅葉越しに、御船山を眺めることができる。

市街地に近い低山ならではの風景と言えよう。

いいね~

ここから先へ行くと、

登り坂となり、

桜山山頂へ到る。

ここからの眺めも素晴らしい。

岩峰に登って、(良い子は真似しないように)
向う側を見ると、

素晴らしい紅葉が眺められた。

山頂から下り始めると、
再び紅葉が目に飛び込んでくる。

紅葉と黄葉の競演。

ゆっくり下って行く。

麓に戻って来ても、
色鮮やかな紅葉が私を待っていた。


今日も一日の王になれました~