
私が、映画『るろうに剣心』を見たのは、
2012年08月23日だから、
もう2年前にことになる。
レビューのラストに、私は、次のように記している。
キャスティングの素晴らしさ、
アクションシーンの美しさ、
ストーリーの面白さ……
2時間14分、たっぷり楽しませてもらった。
シリーズ化されたら、
次回も必ず見に行こうと思った。
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あの前作は、興収30億円を超える大ヒットとなり、
世界64ヵ国で配給され、
31ヵ所の国際映画祭に出品された。
前作鑑賞者の続編期待度が87パーセントもあったとのことで、
今夏、ついに、
続編にしてシリーズ完結編となる
『京都大火編』(8月1日公開)
『伝説の最期編』(9月13日公開)
が2部作連続で公開されることになった。
8月1日に公開された『京都大火編』を早く見たかったのだが、
夏山遠征の直前だった為、
剱岳から帰ってしばらくしてから、
やっと見ることができた。

動乱の幕末で、
かつて人斬り抜刀斎と呼ばれた伝説の人斬り・緋村剣心(佐藤健)は、
新時代を迎え、刀を置き、神谷薫(武井咲)らと平穏な生活を送っていた。

そんなとき、剣心は、新政府から、
剣心から影の人斬り役を引き継いだ志々雄真実(藤原竜也)を討つように依頼される。

新政府に裏切られ、焼き殺された筈が、
奇跡的に蘇った志々雄は、京都で戦闘集団を作り上げ、
日本征服を狙っていたのだ。

政府が派遣した討伐隊は、志々雄を前に成すすべがなく、
最後の望みとして剣心に白羽の矢を立てたのだ。
必死に止める薫に、
「今までありがとう、そしてさようなら」
と別れを告げ、
志々雄の野心を阻止すべく、剣心は京都へ向かうのだった……

いや~、面白かったです。
前作にも増して、
アクションシーンや物語展開がスケールアップし、
大いに楽しませてくれました。

前作にも出ていた、
元・新撰組三番隊組長、斎藤一(江口洋介)、

直情型の喧嘩屋、相楽左之助(青木崇高)、

気丈な性格の美人女医、高荷恵(蒼井優)などに加え、

今作には、
江戸幕府を守り続けた御庭番衆の元・御頭で、
志半ばで倒れた仲間の為に剣心を狙う四乃森蒼紫(伊勢谷友介)、

料亭旅籠「葵屋」を営みつつ、
裏では元御庭番衆をまとめる元締め・柏崎念至(田中泯)、

四乃森蒼紫に恋心を寄せる男勝りな「葵屋」の少女、
御庭番式拳法の使い手でもある巻町操(土屋太鳳)、

志々雄一派の最強部隊「十本刀」の筆頭、
剣心に匹敵する天賦の剣才を持つ瀬田宗次郎(神木隆之介)などが新たに登場し、
作品を盛り上げている。

なかでも、特筆すべきは、志々雄真実を演じる藤原竜也。

この続編が成功している第一の要因は、彼の存在にある。
主役が魅力的なことはもちろん、
敵役がそれ以上に魅力的でなければ、
この手の映画は成功しない。
今回の続編は、
志々雄真実を演じる藤原竜也いたればこその作品だと言える。
舞台で鍛え上げた確かな演技力で、見る者を圧倒する。
志々雄真実に藤原竜也をキャスティングしたことで、
本作は成功を約束された……と言っても過言ではないだろう。

瀬田宗次郎を演じた神木隆之介も実に魅力的だし、

巻町操を演じた土屋太鳳も、武井咲以上に存在感があった。
土屋太鳳は、現在、NHKの朝ドラ『花子とアン』に、
村岡花子(吉高由里子)の妹・安東もも(後に森田もも)役で出演しているが、
2015年3月30日より放送予定のNHK連続テレビ小説『まれ』では、
オーディションにて2020人の応募者の中から選ばれ、
ヒロイン・津村希の役を務めることになっている。
彼女の今後にも目が離せない。

このように、続編も、
前作以上にキャスティングが素晴らしい。

前作のレビューに倣って言うなら、
キャスティングの素晴らしさ、
アクションシーンの美しさ、
ストーリーの面白さ……
2時間19分、たっぷり楽しませてもらった。
『伝説の最期編』(9月13日公開)も必ず見に行こうと思った。
となるだろう。
『京都大火編』のラストで、
アッと思わされた人物が登場したが、
あの人物が、『伝説の最期編』でどういう役割を演じるのかも楽しみ。
9月13日が待ち遠しい~