以下の内容はhttps://taku6100.hatenablog.com/entry/2014/03/12/225504より取得しました。


映画『銀の匙 Silver Spoon』 ……広瀬アリスの笑顔が輝く青春群像劇……


3月7日、第37回日本アカデミー賞の発表・授賞式があった。
主な受賞者、受賞作品は、下記の通り。

最優秀作品賞・『舟を編む
最優秀監督賞・石井裕也舟を編む
最優秀脚本賞渡辺謙作舟を編む
最優秀主演男優賞・松田龍平舟を編む
最優秀主演女優賞・真木よう子『さよなら渓谷』
最優秀助演男優賞リリー・フランキーそして父になる
最優秀助演女優賞真木よう子そして父になる


舟を編む』が、
最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞、
最優秀脚本賞、最優秀録音賞、最優秀編集賞
の計6部門を制覇。

真木よう子が、
最優秀主演女優賞と最優秀助演女優賞のW受賞。
35年ぶりの快挙であった。

私イチオシの真木よう子主演作『さよなら渓谷』(←クリック)のレビューが、
数か月前から「一日の王」の人気記事第1位をキープし続けていたし、
『舟を編む』(←クリック)については、
「一日の王」のレビューでも高評価していたし、
松田龍平が最優秀主演男優賞を獲るかもしれないと予想していたので、
3月7日の放送日には、ブログ「一日の王」の訪問者数が急増。
3月7日単日で、訪問者数4254(「一日の王」の最高記録)、
3月8日も単日で、3912を記録。
gooブログの週別ランキング(2014.03.02~2014.03.08)で、
訪問者数13098(なんと5桁)、
閲覧数23826を達成。
Gooブログ199万5933ブログ中、157 位まで上昇した。
地味なブログなのに、多くの人に訪問して頂き、
本当に有難いことである。

昨年は見たい映画のオンパレードで、
映画館へ行く時間を確保するのに困るほどであったが、
今年はどうかというと、
あまり見たい映画がない。

今日は映画に行こうと思っていたのだが、
「何を見ようか?」と困ってしまった。
見たい映画が多くて……ではなく、
見たい映画がなくて……なのだ。
それでも映画を見たいので、無理矢理に選択。(笑)
で、『銀の匙 Silver Spoon』を見に行くことにした。
私の好きな女優、
黒木華吹石一恵西田尚美が出演していたのと、
監督が吉田恵輔だったから。
吉田恵輔監督といえば、
昨年見た秀作『ばしゃ馬さんとビッグマウス』(←クリック)が思い出される。
銀の匙 Silver Spoon』は人気コミックの実写版だが、
吉田恵輔監督は優れた監督なので、
凡作にはなっていないだろうとの読みもあった。

進学校に通いながらも挫折し、
逃げるように大蝦夷農業高校に入学した八軒勇吾中島健人)。


将来の目標や夢を抱く同級生のアキ(広瀬アリス)や駒場市川知宏)に劣等感を感じつつ、
酪農実習や部活に奮闘していた。
北海道の大自然と動物たち、
そして個性豊かな仲間に囲まれ、
これまで経験したことのない生活を送る中で八軒は戸惑い、
悩みながらも自分の進むべき道を見つけ始めるが……。


で、見た感想はというと、
これが、なかなかの作品だったのだ。
コミックが原作ということで、
正直、あまり期待していなかったのだが、
さすが吉田恵輔監督、
ややベタすぎるきらいはあるものの、
素晴らしい青春群像劇を創り上げていた。


内容的にも、「食」の問題を正面から扱っており、感心した。
牛が産まれる瞬間の立ち合い、
赤ちゃん牛にミルクを飲ませたり、
大きい牛の搾乳や世話、
屠場における豚の食肉処理の授業、
そして、肉を加工して食べるという、
すべての工程を物語に取り込むことで、
酪農や農業がもつ
「生きているもの、命をいただく」
というテーマを、押しつけがましくなく描いている。
それが、とても素晴らしかった。

原作は、
週刊少年サンデーで連載され人気を博し、
テレビアニメ化もされた荒川弘のコミック。
累計発行部数は1500万部を突破しているとのことで、
大人気コミックゆえに、
実写版の映画にするにあたって、
ファンの登場人物への思い入れを考慮してか、
スタッフ、キャストが、違和感をなくすために、
俳優たちをコミックのキャラクターに似せようと考えすぎた部分があり、
衣装やセリフや演技が、やや漫画チックになっていたのだけが惜しまれる。
原作と映画は「別物」と、割り切っても良かったのではないか……
とくに、期待していた黒木華であるが、
南九条あやめというお金持ちの農場の娘役で、
昔でいう白鳥麗子のような役で、
演技派・黒木華の片りんも見えず、ちょっと残念であった。


吹石一恵も豚舎を担当する先生の役であったが、
トゥームレイダー』のアンジェリーナ・ジョリーみたいな役だったので、(笑)
セクシーかつワイルドさに喜びつつも、(爆)
やはりちょっと残念であった。


そんな中、
自然体の演技で、一際輝いていたのが、広瀬アリスだった。


とにかく笑顔が素敵だった。
女優歴は浅いようだが、
全力で取り組んでいるのが、見る者に伝わってくるのだ。
映画を見終わって、
瞼に残っているのは、
広瀬アリスの笑顔だった。
極論すれば、
映画『銀の匙 Silver Spoon』は、
広瀬アリスの笑顔がすべてだったと……言っていい。


広瀬アリス
本名・広瀬晶(ひろせあき)
1994年12月11日生まれ。静岡出身。
2009年、女性ファッション雑誌『セブンティーン』の専属モデルオーディション「ミス・セブンティーン」に応募。グランプリに選ばれる。



若者には人気のモデル&タレント&女優であったらしいが、
おじさんの私は知らなかった。
銀の匙 Silver Spoon』でヒロインの御影アキを演じるにあたり、
役づくりの為、今まで長かった髪を切り、可愛い私服をすべて捨て、
5ヶ月前から乗馬の練習をしていたとか。
代役なしで全部のシーンを自分でやったそうで、
その心意気も評価したい。


広瀬アリスの他、
駒場一郎役の市川知宏


中島先生役の中村獅童も、自然な演技で好感を持った。


広瀬アリスの笑顔と共に、思い出されるのは、
北海道、十勝・帯広の雄大な景色。
徒歩日本縦断のときに北海道を歩いたが、
あのまっすぐな道は他ではなかなか見られないものだ。


道を尋ね、「すごそこ」と言われたのに数時間も歩いたことがあり、
北海道の「すぐそこ」は、
我々の言う「すぐそこ」とは全然違っていたという体験があるが、
この映画でも「お隣」が8km先だったというエピソードが取り入れられていて、
懐かしく思い出された。


ロケ地マップも作られているので、
北海道に行く予定のある人は、映画を見て、ぜひロケ地巡りを……


いつも苦虫を噛み潰したような顔をしている私だが、
……笑顔の素敵な人が大好きだ。(笑)
当分、広瀬アリスの笑顔が脳裏から離れそうにない。




以上の内容はhttps://taku6100.hatenablog.com/entry/2014/03/12/225504より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14