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シリーズ「麓から登ろう!」⑧天山 ……厳木駅から小城駅へ……


天山へ登りたくなった。
ヤマトキソウに逢いたくなったからだ。
天山には、シリーズ「麓から登ろう!」の第2弾で、小城駅から登っている。
さて、今回はどこから登るか……

どの山にも登山口はある。
大抵、車道の終点に登山口があり、
そこには駐車場やトイレなどがあったりする。
普通の登山者は、ガイドブックに載っている既成の登山口を参考に計画を組む。
何も考えなくて済むし、楽だからだ。
だが、山に登る際の出発点をどこにするかは、かなり重要だ。
これを安易にガイドブックに頼るのは、正直もったいない。
シリーズ「麓から登ろう!」を始めてから、私はそう実感するようになった。
なぜなら、出発点をどこにするかが、計画を立てる上で、いちばんワクワクするからだ。
このワクワクする作業を放棄するのは、山に登る楽しみを自らの手で削るようなものなのだ。

道がある限り、山はどこから登ってもよいのだ。
ただ、一般の人は、車道歩きを極端に嫌う。
その変なこだわりさえ捨てれば、どの山にも登山口は無数にあると言っていい。

……ということで、いろいろ検討した結果、
厳木駅から登ってみたらどうだろう〉
と考えた。(オイオイ)
これまで厳木駅から歩いて登ったという話は聞かない。
やってみる価値はありそうだ。
でも、厳木駅からだと、天山山頂までかなり距離がある。
〈一体、何時間で着くのだろう〉
とちょっと不安もかすめる。
(地図が横だと入りきらないので縦にした。これでもかなり縮小しています。ちょっと見にくいとは思いますが、ご勘弁を……)


時間がかかりそうなので、早立ちが肝心。
早朝5:50
厳木駅を出発。




美しい雲を見ながら歩く。


6:05
ここから203号線を離れて左へ進む。


この交差点を左へ。


この道を直進する筈だったが、この先が工事中なのだろう、「迂回路」の看板が……
よって、ここから右折する。


美しい田園風景。
厳木には、このような素朴な田舎の風景が数多く残っている。


6:36
自転車に乗った青年が、私を追い越し、軽快に登って行った。


7:05
厳木ダムに到着。


ダム湖を見ながら、しばし休憩。


ダム湖の縁をなぞるように進む。


ネムノキの花が美しい。


トンネルに行き当たるが、左に道があるので、左へ。
なるべくトンネル内は歩きたくない。


佐用の湧水」という場所があった。
車で来たおじさんが湧き水をポリタンクに入れていた。
このおじさんと、しばし談笑。
おじさん曰く、
「この湧き水は、天山に降った雨や雪が、半年後にここから湧いてくるんだよ」


7:49
本来歩く筈だった道と合流。


道の脇は、轟音を発しながら流れる川。


ここから右折。


地図では鋭角に曲がっている箇所。


写真ではそう見えないが、かなりの急坂。
けっこうキツイ。


オカトラノオや、


ウツボグサがたくさん咲いている。


天山へは、ここを右折するのだが、


その先の、ここから右折してもOK。




天川の集落を見ながら登って行く。
この辺りでお腹が空いたので、おにぎりを1個食べる。


山野草を見て歩くのを楽しみにしていたので、道の両側が刈り取られたばかりだったので、ちょっと残念。


でも、ヤマアジサイや、


カワラナデシコなどが私の目を楽しませてくれた。


この突き当たりを、右へ。


10:13
天山ダム分岐を通過。


10:31
上宮駐車場分岐を通過。


10:36
天川登山口に到着。
ここからやっと土道。


ここまでずっと舗装道路だったので、なんだか絨毯の上を歩いているよう。


10:58
天山山頂に到着。
ここまで約5時間。(笑)
もっとも時間のかかるルートであることが判明。


山頂には誰もいなくて、ホッ。
「私だけの天山」を満喫する。


今年もモウセンゴケを見ることができた。


そして、ヤマトキソウはどうかというと、咲いてました~


ヤマトキソウを見ながら、おにぎりを1個食べる。
幸せなひととき。


11:52
天山山頂を出発、下山にかかる。

12:01
あめ山分岐を通過。


当初、岸川ルートで下山し、中多久駅まで歩こうかと考えていたが、
林道へ出たところで、激しい雨が……
単独行なので、急坂や滑りやすい岩や石が多い岸川ルートは危険と判断。
急遽、下山先を小城駅に変更。
傘をさして歩き出す。


雨が降ってくれたお蔭で、気温が一気に下がったような気がした。
暑くて汗だくだったので、助かった。
ガスっている坂道を軽快に下っていく。



途中、20mはあろうかという滝を発見。
雨が降ったときにだけできる滝なのだろうか?


アキノタムラソウがもう咲いていた。


13:20
分校跡を通過。


このルートは何度も歩いている。


町が見えてきた。


橋の上から天山を方面を振り返る。(天山は雲で見えず)
4月に歩いたときは菜の花が満開であった。


高速道路の高架下を通過。


ここから先は、前回と違ったコースを歩いてみた。


マンガ『タッチ』に登場する「南風」のよう。
それをイメージしてあるのかな~
そんなことを考えながら歩くのも楽しい。


小京都「小城」といえば「小城羊羹
小城には羊羹の店がたくさんある。


15:26
小城駅に到着。
約9時間半の旅が終わった。
飲んだ水、3.5リットル。
食べた物、おにぎり2個とカントリーマアム3個のみ。
長時間歩いた割には、省エネ歩行であった。


今日は、山で、登山者に、たった一人だけ会った。
下山途中、あめ山分岐でだ。
あめ山分岐の道標の写真を撮って、岸川の方へ行こうとしたとき、
上宮の方から登ってくる女性の人影が……
「おお~」
と思わず声が出た。
この単独行の女性とは、不思議と山でよく会うのだ。
今回を含め、この2年ばかりの間に5回は会っている。
多良山系で2回。
天山で3回。
お互いビックリの再再再再会であった。
しばし談笑。
この女性、いつも単独行で、ものすごい健脚。
完全に自立している登山者だ。
天山へも小城駅から歩いたことがあるそうだ。
多良山系の端から端までの大縦走も何度も経験があるとのこと。
ヤワな男ではとても敵わないすごい女性である。
しかも美しく、ファッションセンスも抜群。
花にも詳しい。


今度はどの山で再会できるか楽しみである。



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