
昨年の11月28日に、長崎と福岡の皆さんと、天拝山~基山縦走をした時、佐賀県の八幡岳が話題になった。
「山頂まで舗装道路が延びていて、山としての魅力に欠ける」
という意見が多く、佐賀組の平六さんと私はちょっと凹んだ。
ただ、八幡岳に登った人の多くは、池高原から往復した人が多く、麓から登った人はほとんどいなかった。
〈麓から登ってもらえば、八幡岳の魅力に気づいてくれるはず〉
と考えた平六さんと私は、
「こんどぜひ八幡岳を麓から登って下さいよ。その時は、豚汁でおもてなししますから」
と宣言したのだった。
豚汁に釣られたのか、
「豚汁付きですか~、行きます、行きます」
との大合唱。
長崎・福岡組のみなさんがいつ八幡岳に来られてもいいように、今日、平六さんと二人で下見登山してきた。
道の駅「厳木」に午前8時に待ち合わせ。
その後、登山口である蕨野の物産直売所駐車場に移動する。
8:24
出発。
棚田橋を渡り、左折し、登り始める。
舗装された道なので、もっと上まで車でいけそうな気がするが、ここから先は地元車以外「進入禁止」になっている。

もし車で行けたとしても、ここから歩かないと麓から歩いたことにならない。
それに、ここから先は、棚田の風景が素晴らしいので、歩かないと損なのだ。
車で走るなんてモッタイナイ。
しばらく登った所で振り返る。
下の方に車が2台見える場所が駐車場。
駐車場奥・左の建物が物産直販所で、右がトイレである。

山麓には、もう菜の花やスミレの花が咲いていた。

8:36
棚田が見えてきた。
見事な石積みである。
八幡岳の山頂付近は、斑に雪が見える。
この時点では、八幡岳山頂部にそれほど雪があるとは思っていなかった。

棚田の石積みの迷路に彷徨いこむような感じ。

このように曲線を描く石積みは珍しいのではないだろうか?

やがて「日本一の高石積み」が見えてくる。

8.5mの高さがある。

人(平六さん)を入れて写してみる。
高さが実感してもらえると思う。
とても棚田の石積みとは思えない。
まるで城壁のようだ。

棚田は、上へ上へと、どこまで続いている。

上から見ると、こんな感じ。
菜の花が一面に咲く頃や、棚田がすべて水田になった時の美しさは、筆舌に尽くしがたいほど……

9:26
棚田が終わり、林道八幡岳線に出る。
左下の方から登って来て、イノシシ進入防止柵のゲートを抜け、右折。

今回のこのルート上にはずっとイノシシ進入防止柵がめぐらしてあり、数ヶ所ゲートもある。
開けたら、必ず閉めよう!

林道八幡岳線に出て右折した後、左手にすぐにこのような道が現れる。
この左手の道を登って行く。

9:33
杉林帯を抜け、三差路を右に折れると、このような場所に出くわす。
ここから左に登って行く。

この辺りから積雪が見られるようになってくる。

イノシシの足跡がたくさんあった。

9:42
池高原に出る。
池が氷結していてビックリ。

やがて見慣れた風景が現れる。
あの池高原の大きな池(先程の池とは別)の向こう側が駐車場である。

キャンプ場も雪がたくさん。

九州自然歩道を登って行く。

何度か車道を横切るが、車道もご覧の通り。

U字に曲がった木の枝。
象の鼻みたい。

山頂直下の車道歩き。
すごい積雪だ。

こんなに雪が積もっているなんて、思ってもみなかった。

ウサギの足跡を発見!
今年の干支なので、幸運が舞い込むかも……(笑)

10:37
八幡岳山頂に到着。

登山口から約2時間。
山頂には電波塔が林立しているが、それでも山頂に立つとやはり気持ち好い。

展望台の方に移動するが、これまた一苦労。
深いところでは積雪が30cmほどもあった。
それでも、まさかまさかの雪山を満喫できて、大満足。

これで、いつ「八幡岳に行きますよ~」の声がかかっても大丈夫。
長崎、福岡の皆さ~ん、豚汁が待ってるよ~