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天山・笹沢左保記念館・帯隈山 ……ちょっとよくばりで素敵な一日……


昨夜、『遠まわりの雨』というTVドラマを見た。
(見た人、いますか~)
このドラマのことは、数日前に、新聞に載っていた番組告知で知った。
最近、テレビはほとんど見ないのだが、このドラマだけは見たいと思った。
なぜなら、脚本が山田太一だったからである。
それに、私の好きな夏川結衣が出ているし……(コラコラ)

他の出演者も好い。
渡辺謙岸谷五朗田中美佐子AKIRAEXILE)、井川比佐志、近藤芳正、YOU、藤村俊二……

そして、見終わって、
〈見て良かった!〉
と思った。

小さな工場がひしめく東京・蒲田の一角。
秋川起一(岸谷五朗)が社長の経営不振の町工場に、海外から新方式の風力発電に必要なプロペラの金型製造の注文が入った。
手作業に自信のある起一は、やる気に満ちあふれていたが、直後、脳卒中で倒れて入院してしまう。
妻の桜(夏川結衣)は、この危機をどう乗り越えようかと考え、元従業員で恋人でもあった福本草平を思い出す。
今は、地方都市のホームセンターで働いている福本草平(渡辺謙)。
脳卒中で秋川が倒れた。かつての技術で、夫を助けてほしい」
その昔、福本を振り、工場の跡取りだった友人・秋川起一(岸谷五朗)と結婚した女からの哀願に、複雑な思いの草平。
20年前の清廉な恋。
甘くせつない恋の記憶。
草平にとっては、忘れたかった恋。
桜にとっては、忘れなかった恋。
20年ぶりの再会は、止まっていた筈の二人の時計を動かし始めるのだった――

脚本家・山田太一が、日本テレビに25年ぶりに書き下ろしたラブストーリー。
切ない、片隅の中年の恋の物語であった。
珠玉のラブストーリーと言っていいだろう。
情熱をおさえる美しさ。
町工場のおばちゃんである夏川結衣が、ドラマの後半にさしかかると、どんどん美しくなっていく。
脚本と演出の素晴らしさを堪能した。

おっと、ドラマの話はこれくらいにして、本題に移ろう。
まずは、天山。
今日は、本来、数人で別の山に登る筈であった。
それが、ある事情でお流れになり、今日という日がポッカリと空いてしまった。
〈天山のホソバナコバイモが咲き始める頃だろう〉
そう思うと、天山に登ってみたくなった。
今年は、井原山など、背振山系で数回ホソバナコバイモを見ている。
見たからもうイイだろう……とは思わない。
天山のホソバナコバイモにも逢いたい。

七曲峠から登ることに決める。
登山口周辺には、ツクシショウジョウバカマの群生地がある。



朝は小雨がぱらついたが、すぐに太陽が顔を出した。
登山道は、緑のトンネル。


シハイスミレが咲いていた。


葉を落としていた木々も、芽吹き始めている。


セントウソウも増えてきた。


で、ホソバナコバイモはどうかというと、咲いてました~


まだ咲き始めという感じで、蕾が多かった。



これからが楽しみな天山のホソバナコバイモであった。


山頂が近くなった。
遠くに多良山系の稜線が見える。


晴れてはいたが、天山山頂はやや肌寒かった。


雨山の向こうに、船山(女山)と八幡岳が見えた。
〈4月になったら、八幡岳にも行ってみよう〉と思った。


山頂周辺では、「天山の自然を守る会」の方々が調査及び作業をされていた。
知人としばし談笑。


その後、彦岳を眺めながら軽快に山を下った。


次に向かったのは、富士町にある「笹沢左保記念館」。
古湯温泉の奥にある。
ここは、かつて作家・笹沢左保さん(1930~2002)が住んでいた自宅を記念館にしたもの。


笹沢さんは、1988年から2001年まで佐賀県内で暮らした。
富士町には1995年まで暮らし、その後、佐賀市兵庫町に転居した。

笹沢さんの元自宅は、二つの家をつなげたような大きな家であった。
玄関を入ると、吹き抜けになっていた。
大きな柱時計があった。



茶室、中庭、和室、桧風呂。
お風呂は温泉だったとか。



食堂、応接間、会議室、打合せ室。
とにかく部屋数の多い家だった。
トイレも風呂も複数あった。



仕事場は別棟にあった。


この仕事場には、笹沢さんの著作が並べられており、生原稿も展示されていた。



私はかつて一度だけだが笹沢左保さんと直接会ったことがあり、その時に話もさせて頂いた。
サングラスをした強面の方なので、会うまでは恐い人だと思っていたが、話をしてみるととても優しい方であった。
その時、ある約束をしたのだが、それが未だに果たせていない。
亡くなられて8年になるが、
〈いつかは……〉
と思っている。

笹沢左保記念館」は、通常、日曜日のみ公開(入場料300円)されているが、管理するミサワホーム佐賀が、「第17回九州さが大衆文学賞」発表記念として、3月27日(土)から4月4日(日)まで無料開放している。
古湯温泉の中の素晴らしい場所に建っている記念館、皆さんも、この機会にぜひ。

この後、私は、川久保町にある帯隈山に向かった。


そう、国の天然記念物「エヒメアヤメ」を見るためである。
ここも、3月27日(土)から4月4日(日)まで「えひめあやめまつり」を開催しており、この期間に限り、無料で見学できる。


今年もたくさんの花を咲かせていた。
写真では大きく見えるかもしれないが、高さ7cmほどの小さな花である。


帯隈山には、バイカイカリソウも咲いている。
また、この白く小さな花に逢えて感激。


今日も(ちょっとよくばりで)素敵な一日であった。



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