
いつものように水曜日は仕事が終わると佐世保へ直行した。
そして今日は午後になって自宅に帰ってきた。
登山の準備をして車で出発し、女山(船山)の登山口である池高原に到着した時には、すでに14時を回っていた。
曇り空であったが、登山口に着く直前、激しい雨に見舞われた。
登山口から出発する頃には雨は止んだが、植物たちは雨水をたっぷり身につけたことだろう。
この時期、女山(船山)に登る人はめったにいない。
登山道は夏草に覆われているに違いない。
登山靴やパンツが濡れることを覚悟した。
八幡岳から池高原を経由して女山(船山)へと続く道は、一応九州自然歩道である。

だが、やはりと言うべきか、登山道は夏草に覆われていた。

ナルコユリはもうすでにたくさんの実を付けていた。

イチヤクソウの花も、すでに……

今、登山道は、ウツボグサがたくさん。

それに、オカトラノオ。

ほとんどは樹林帯であるが、途中に展望が得られる場所がある。

そこからは、女山(船山)の山頂も見ることができる。

稜線に出た辺りで倒木に出くわした。
この倒木をクリアするのは大変だった。

女山(船山)山頂は、畳10畳ほどのスペースがある。

小さなプレートが木にかけられている。

下山する頃には太陽も顔を出し、木々の葉が美しかった。

女山は、なぜ女山というのだろう。
池高原を挟んで対峙する八幡岳が「男山」なので、その前山なので「女山」だという説。
その昔、この山に権力を持った女頭目が立て籠もったことがある……という説。
山の形が髪を結う姿に似ているから……などなど。
私は、女山(船山)の南側をよく車で通るので、南側から見た感想なのだが、こちら側から見ると、女山(船山)の山の形は、横になって寝ている女性の顔に見えるのだ。

(写真は、先日「鬼ノ鼻山」に登った時に撮ったもので、右側の山が女山(船山)である)
ややむこう向きの女性の横顔に見えないだろうか?

女山(船山)の麓には、佐用姫の生誕地がある。
私はひそかに「佐用姫の美しき横顔」ではないかと思っている。