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映画『劔岳 点の記』の試写会に(福岡まで)行ってきました。


映画の試写会の券を山友から頂いた。
平日、しかも会場は福岡。
6月11日(木)は偶然にも私の公休日。
福岡で買いたいものもあったので、グッドタイミング。

昨日は、仕事が終わって佐世保へ。
今日は午前10時頃に帰宅。
郵便局へ行ったり、野暮用をいくつか済ませ、昼過ぎに福岡へ向かう。

天神では、アウトドアショップをいくつか廻って小物を買い、書店巡りをして本を数冊求めた。
試写会会場であるサンパレスには16時50分頃着いた。
入場は17時30分となっていたから余裕だろうと思っていたら、もうかなりの列ができていた。
舞台挨拶に浅野忠信が来るとあったので、そのせいかもしれない。
横に4人づつ並び、もう50mほどの列。
私が並んだ後も、次から次へと人がやってくる。
17時を過ぎると、また急に増えた。
仕事を終えた人たちであろう、タクシーで、或いは駆け足でやってくる。
あっと言う間に100m以上の列になった。


定刻になり、入場開始。
やや前目の通路側の席を確保した。
私より数列前に、見たような人が……。
〈Haruさんかな?〉
山スタイルだとすぐに判るのだが、私服だと確信が持てない。
〈今日は一人なのかな?〉
と思ったら、人を捜すようなしぐさをされている。
ほどなく可愛い女性が現れた。
Hiroさんのようだ。
Hiroさんも私服だと山で出会った時とは雰囲気が違う。
でも二人揃っているので間違いはない。
で、声を掛ける。
お二人ともビックリされていた。
「試写会場では山友の誰かに会えるのではないかと思っていましたが、まさかタクさんに会えるとは思いませんでしたよ」とHiroさん。
佐賀県在住の私が、福岡の試写会場に駆けつけるとは想像外であったようだ。
「実はもうすぐGENさんも来るんですよ」とHaruさん。
18時頃到着予定だそうだ。
私の席にはザックを置いてきたので、GENさんのために確保されていた席に私が座り、しばし雑談。
GENさんのブログに書かれていた「一過性健忘症」のことなどについて話した。
ほどなくGENさん登場。
「GENさんの席を私がとっていました」
と冗談を言い、GENさんに席を譲った。

自分の席に戻り、18時30分になると、ステージが明るくなった。
いよいよ舞台挨拶だ。
司会者の紹介のあとに、木村大作監督、浅野忠信蟹江一平が登場。
まずは木村大作監督が突然、
「試写を見て、何か感じるものがあったら、応援して下さい!」
「応援とは、つまり、宣伝して下さいということです!」
と、マイク無しで大声で叫ばれた。
会場は笑いに包まれ和やかな雰囲気に……
続いて、浅野忠信の挨拶。
「自分が成長できた一本なので、今日は大勢の皆さんに見て頂けて嬉しいです」
蟹江一平は、
「こうして高い舞台から大勢の皆さんを見ていると、劔岳山頂から眺めているような感じがします。劔岳山頂に登ったときの感動が蘇ってきました」
と感激の面持ちで語った。

その後、司会者の質問に、監督、浅野、蟹江が答えると形で進行し、面白い話をたくさん聞くことができた。
印象に残った話をいくつか紹介する。
木村大作監督は……
「山は雪崩があったり落石があったり、厳しく危険なところ。だが厳しさの中にこそ美しさがあると思った」
「私は映画のカメラマンとして50年間黙々と仕事をしてきた。この映画も、与えられた仕事を黙々と成し遂げた人々の物語」


浅野忠信は……
「出演交渉の時、監督から君の映画は見たことはないが、ぜひ出て欲しいと言われました。驚きましたが、監督の熱意、直感を信じ、出演を決めました」
「あまりに厳しい自然環境の中にいると、台本にリアリティを感じられない時もありました。そんな時は監督がそれを感じとって下さって、その台詞をカットして下さったこともありました」
「人間はいつ死ぬか分からない。一瞬一瞬を大事にしていかなければならいと思います」


蟹江一平は……
「今年の3月に結婚しました。決断できたのはこの映画に出会ったからです。この映画に出ていなかったら未だに独身だと思います。それほどこの映画は私に自信と決断を与えてくれました」


約20分の舞台挨拶であったが、中身の濃い内容であった。

試写会の模様は以上である。
以下に、少しだけ、この作品を見た感想を述べてみたい。


(この映画を、先入観なしで、まっさらな気持ちで見たい方は、以下の文章およびコメント欄は、映画鑑賞後にお読み頂くようお願いします)


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

一言だけ述べるならば、「映画はやはり難しい」ということだ。
そして、やはり「映画は総合芸術」だということ。
情熱だけあっても駄目。
美しい風景を並べただけでも駄目なのだ。
優れた人材が集まって、それぞれが優れた仕事をした時にのみ、感動作は生まれる。
この映画に関する限り、良くも悪くも木村大作監督のワンマン作品になっている。
とくに、キャスティングと脚本と音楽はウ~ンって感じ。
映画界には、若く優れた人材が育ってきている。
それを信じて、もっと若い人たちに任せるべきところは任せるべきだったと思う。
できれば「監督」さえも……


これ以上は言うまい。
これから見る人たちに判断を委ねよう。

厳しい環境(自然環境ばかりでなく)の中で香川照之宮崎あおいは、さすがの演技をしている。
私はそれが嬉しかった。





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