以下の内容はhttps://taku6100.hatenablog.com/entry/2008/12/14/232203より取得しました。


牧ノ山~腰岳 ……遙か古代に思いを馳せながら……


週間予報では日曜日は傘マークだったのだが、前日になって「晴れ」の予報が出た。
今日は別の事を考えていたのだが、急遽午前中だけ登山することにした。
3日前に、黒髪山系大縦走の下見として、英山~黒髪山を歩いた。
今日は、牧ノ山から腰岳までを歩くことにする。
とは言っても、単独行なので、牧ノ山と腰岳の中間にある越ノ峠を起点にして、牧ノ山と腰岳を往復しようというもの。
この越ノ峠から登るルートは、どちらの山も初めてなので、すごく楽しみだ。

9:40
越ノ峠に到着。
家を出るのが遅くなり、越ノ峠に着くのが遅れてしまった。
すぐに準備をし、ストレッチをする。
9:50
越ノ峠登山口を出発する。
写真の右側は駐車場。
ガードレールと四角いフェンスの間から入って行く。
周囲は「腰岳健康の森」として公園整備されており、駐車場もけっこう広い。
この駐車場から少し下った場所に、もうひとつ駐車場があり、そこにはトイレもあった。
もっと寂れた場所を想像していたので、ちょっと驚いた。


車止めのある場所から少し歩いた左側に、牧ノ山登山口と書かれた小さなプレートがあった。
そこから入って行くと、よく整備された登山道が続いていた。


登山道の横に、石垣が続いている。
江戸時代、鍋島藩が牧場の馬囲いのために築いたという石塁とのこと。
牧ノ山の「牧」は、牧場の「牧」だな、たぶん。


道の先に、クサリが見えてくる。


何のためのクサリかと思っていると、ここから急登が始まった。
それが半端な急登ではない。
クサリを握っていなければ、転げ落ちそうな急坂なのだ。
本当にビックリだ。


10:44
牧ノ山山頂に到着。
ちょこちょこ寄り道したりしていたので、少し遅れて到着。
普通に歩いていれば、もう少し早く到着できたはず。


山頂はまったく展望がないので、少し離れた場所にある展望岩に行く。
黒髪山系の連なりが見えた。
縦走の期待感が高まる。


右に目を転じると、国見山地の連なりも見えた。
こちらは今年の4月に縦走した。
国見山~八天岳~隠居岳~烏帽子岳と歩いたのだが、スミレがたくさん咲いていたのを憶えている。


10:53
牧ノ山山頂を出発。
クサリのある急坂を慎重に下りる。
11:33
越ノ峠登山口に戻ってくる。
すぐに道路を隔てた反対側の舗装された道を登り始める。


11:40
分岐に出くわす。
右の道が広かったので、最初右に行ったら、行き止まりになっていた。
正解は左でした。


11:49
向かって左の舗装道路から登って来て、右の土道の方へ登って行く。
右端に見える白いプレートに、「腰岳山頂へ」と書いてある。


登っている途中、牧ノ山から連なる山々が見えた。


山頂近くになると、道に、黒い石がたくさんあるのを発見する。
黒曜石だ。


黒曜石の【性質・特徴】
《外見は黒く(茶色、また半透明の場合もある)ガラスとよく似た性質を持ち、割ると非常に鋭い破断面(貝殻状断口)を示すことから先史時代より世界各地でナイフや矢じり、槍の穂先などの石器として長く使用された。日本でも後期旧石器時代から使われていた。当時の黒曜石の産地は大きく3つに分かれており、その成分的な特徴から古代の交易ルートが推測できる》
【産出地】
《黒曜石は特定の場所でしかとれず、日本では約60ヶ所が産地として知られているが、良質な産地はさらに限られている。後期旧石器時代縄文時代の黒曜石の代表的産地としては北海道白滝村、長野県霧ヶ峰周辺や和田峠静岡県伊豆天城(上多賀や鍛冶屋)、神奈川県箱根(箱塚や畑宿)、東京都伊豆七島神津島・恩馳島、島根県隠岐島大分県姫島、佐賀県伊万里市腰岳、長崎県佐世保市周辺などの山地や島嶼が知られ、太平洋や日本海を丸木舟で渡って原石を求めたのであろう。
黒曜石が古くから石器の材料として、広域に流通していたことは考古学の成果でわかる。例えば、伊豆諸島神津島産出の黒曜石が、後期旧石器時代(紀元前2万年)の南関東の遺跡で発見されているほか、佐賀県腰岳産の黒曜石に至っては、対馬海峡の向こう朝鮮半島南部の櫛形文土器時代の遺跡でも出土している。また北海道では十勝地方も産地として非常に有名で、北海道では現在でも「十勝石」という呼び名が定着している》
       フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』より引用

腰岳の黒曜石は、朝鮮半島などでも発見されているとのこと。
吉野ヶ里で発見された黒曜石も、腰岳のものだそうだ。
私は、土の付いた黒曜石をひとつ拾い、ティッシュに包んでポケットに入れた。


12:08
腰岳山頂に到着。
こちらにも「いまり山岳会」の新しい標識が立てられていた。
昨年6月に登ったときには、この標識はなかった。
標識の裏をみると、「平成20年8月31日建立」とあった。
奥に見えるのは、古い標識。


「腰岳健康の森」として整備されたことにより、この腰岳山頂からの展望もかなり良くなっている。
黒髪山系の連なりも、しっかり見える。


八幡岳、その左奥に、天山も見える。


反対側に回り、岩の上に立つと、伊万里湾が見えた。
この風景を見ると、黒髪山系の端まで来たことを実感する。
縦走終点に相応しい場所だ。
今度は、縦走を終えて、この場所に立つことを誓う。


12:32
腰岳山頂を出発。
復路は同じ道を下ったが、周囲の眺めも良く、飽きずに歩くことができた。
途中、牧ノ山が眼前に現れて、嬉しかった。


12:54
越ノ峠に到着。
山頂から20分ほどで駐車場まで下りて来ることができた。
縦走のときは、やはりこの越ノ峠に車をデポしておいた方が良さそうだ。
帰りに、出発点となる有田ダムの駐車場まで走ってみた。
20分弱で到着した。
縦走のためのデータが揃いつつある。

帰宅してから、腰岳で拾ってきた黒曜石を洗った。


朝鮮半島吉野ヶ里で発見された黒曜石と同じものが、今、私の手の中にある。
なんだか不思議な感じがした。
これからは、パソコンの横に置いて、日々眺めることにしよう。
遙か古代に思いを馳せながら……



以上の内容はhttps://taku6100.hatenablog.com/entry/2008/12/14/232203より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14