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雨の大船山

普段、美しく化粧をして、着飾った女性が、誰かに素顔を見せるとしたら、その相手の人物は特別な人であろう。
素顔を見せても大丈夫、素顔を見せても自分を嫌いにならないという信頼のおける人物、または、この人にだけは素顔を見せておきたいという大切な人――。
どうやら、今回、我々「からつ労山」は、大船山に、その「特別な人」に選ばれたような気がする。
登山中、ずっと降り続いた雨。
ほとんど咲いていないミヤマキリシマ。
ぬかるみ、よくすべる登山道。
強風で寒かった山頂。
まったく見えなかった眺望。
大船山は、見事に化粧も装いも剥ぎ取って、我々に素顔を見せてくれた。
まるで、私を嫌いになって下さいと言わんばかりに――。
我々が、もし、ミヤマキリシマが満開で、くじゅう連山はおろか、どこまでも見渡せる展望を得ていたら、本当の大船山に触れえていただろうか?
「美しかった! 素晴らしかった!」と、まるで芸能人やモデルを見たような感想しか抱かなかったかもしれない。
今回、大船山は、それらの華やかさを一切見せなかった。
見せたのは、素顔の美しさのみであった。
雨に濡れ、山の植物はイキイキとしていた。
生命力に溢れていた。
ありふれた植物であっても、何か特別な輝きを放っていた。
それを見ることができたこと、気づくことができたことに感謝しなければならない。
大船山――その素顔を知った我々は、いつの日か美しく装った姿も見てみたいと思っている。その時、我々は、誰よりも深い感動を得て、あなたを讃えるであろう。

岳麓寺登山口を出発後、すぐに牛と遭遇。
「こんな雨の日に、よく山登りをするなぁ~」と声を掛けられたような……



牧草地に生えていたアカツメクサ
晴れた日なら、周囲の風景に気をとられて、まったく気が付かなかったに違いない。
雨に濡れて、宝石のように輝いていた。



ヨウラクツツジ
「瓔珞躑躅」と書く。
漢字の試験問題に出たら、書ける人は稀だろう。



イワカガミ。
大船山の中腹から山頂にかけて、イワカガミの群生が見られる。
ヤマキリシマが咲いていなかった分、イワカガミが目立っていたような気がする。



ベニドウダン。
雨に濡れた花は、妙に艶めかしい。



マイヅルソウ
Oさんが、「この花に逢えただけで満足」と言っていた花。
清楚で美しい!



大船山山頂。
風が強く、寒かった。



下山開始してすぐ、新緑のシダ植物に出会う。
その美しさにウットリする。



クサボケの実。
帰路、再び牧草地を歩いていると、クサボケの実を発見。
小さなリンゴみたいでカワイイ。



後ろ姿の「からつ労山」の仲間。
大船山に選ばれた人々。
靄のせいか、なかなか絵になる……な~んちゃって!




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