最近だいぶマシになってきてはいたのだけど、元々逆流性食道炎気味で、朝に食道のむかつきを感じることがちょこちょこあった。それが昨日久々に起こったのだ。
放っておけば治るのでさして気にしていなかったが、お昼ご飯の時間になってもまだ本調子とまでは回復していなかった。この日どうにもココイチのカツカレーが食べたい気持ちでいたけれど、この状態でがっつりした物を食道に流し込むなど死体蹴りに近い行為だ。
今日のココイチは避けるべきか。かといってせっかく出社しているので”なんか良い物食べた感”は味わいたい。悩みに悩んだ末、ネギトロ丼、しかもご飯少なめでというナイスランディングを導き出した。
よし、これならいけるぞとネギトロ丼を提供しているお店を探し出し颯爽と入店。「ネギトロ丼、ご飯少なめで」と、この日一番の自信に満ち溢れた声でオーダーをした。
待つこと数分。サーブされるネギトロ丼。
「ネギトロ丼大盛りになりま〜す」

生涯稀に見る自信をもってオーダーしたネギトロ丼は望みとは真逆の大盛りとして打ち返されてしまったのだ。

先ほどまでの自信はどこへやら「あ……あの…僕はご飯少なめを…」消え入りそうな声で確認を行うと、「あ!少なめでしたね。少なめです」と訂正され、ただのいい間違いだったのかと胸を撫で下ろした。
しかし、このときまだその言葉を信用しきっていない。上の写真を見てもらえればわかるとおり、けっこう桶の上部までご飯が盛られているように見えないだろうか。店員さん、その場しのぎで適当言っただけで、本当は大盛りなんじゃないだろうかとめちゃくちゃ構えて添えられたスプーンでネギトロ丼をすくおうとしたところ…
浅っ!めちゃくちゃ浅い!すんごいあげ底だ、この桶。いや、もちろん僕はそれで好都合なのだけど、これはもりもり食べるわんぱくリーマンなんかは普通盛りでも一口めで打ちひしがられるんじゃないだろうか。それとも小盛り用の容器だったりするのかな。そうじゃないと大盛りのときはもう表面張力とか利用しないと大盛りにならないぞ、これは。
とかね、ディスってんのか、おまえさんと思われるかもしれないですけれども、味は期待以上だったし、量もこの日のお腹にちょうどよくおさまって満足度は高かったということをご報告しておきたい次第です。
明けて本日。若干の二日酔いはあるものの、逆流性の奴さんは今日は訪れていない。在宅勤務を開始し、昨日食べたかったけど諦めたココイチへの未練が捨てきれないままお昼を迎えようとしていた。
今日は生憎の雨。とはいえ、かなり少なめの雨が降ったり止んだりだ。家から近いとは言えないけど、行ける範囲にココイチはあるのでタイミングを見計らえば雨を回避しつつ望み通りのココイっつぁんにありつけるのでは。
そうだな、そうしよう、よし、いくか!と、決意した瞬間にちょっと引いちゃうくらいに強雨が降り注いだ。あっぶな。
僕にしては珍しく危機を回避できた。こういうとき、大概見通し甘く無防備に出かけてがっつり雨に降られるのが僕という人間だ。しかも、降られたら降られたで在宅勤務だし休憩中にシャワーとか浴びちゃえばよいし。とか、いらん楽観的思考も持ち合わせている。
雨は避けられたけど、雨足は弱まる気配はない。でもココイチは食べたい。どうしよう。ウーバーイーツは不経済だしな…と思いながら「見るだけ、見るだけね」と謎の方向に言い訳をしアプリを立ち上げココイチを検索してみた。
すると、なんとココイチが期間限定値下げを行っているではないか。ウーバーはひとりのときに頼むと条件次第ではお店で食べるときの倍くらいいってしまうときがあるけど、この値下げの状態ならお店で食べるのとそう大差なく家でココイチにありつける。これだ、これしかないとスマホを強めにタップし悲願のココイチを待った。

これまでの経緯もあったので大変に満足したことは言うまでもない。なんか勢いでフライドチキンもつけちゃったし。
それにしても、常々ココイチのロースカツはとんかつとして何か間違っているような気がしていると思っているわけだけれど、昨日、今日ココイチを食べたかった理由のひとつとしてこのとんかつが食べたかったというのがある。
そう、間違っているなと思いつつ、これはこれで好きなのだ。むしろ他でこの質感のとんかつってないわけで、当然ナンバーワンではないがオンリーワンである可能性は十分に秘めているということになる。そういうところに惹かれているのかもしれない。いびつでこじらせた感情であることは自覚しております。
こうして2日ともにお昼ご飯戦線はトリッキーな展開を見せつつも快勝という着地となったのだった。本当にお昼ご飯に重きをおいた日々だなあ。でも食べたい物があるって幸せなことだなと思っているので深く考えずにこのまま過ごしていこうと思います。