日に日に世界が悪くなる・・・♪
朝、一番はじめに耳に入ってくるのがこの歌だ。世界は、この選挙で、ますます悪くなるのではと懸念している。
投票日前に、高市首相自身の統一協会との関係を再度指摘しておきたい。これは彼女の政治家としての資質以前の問題だ。

「愛国」を標榜し「ニッポンを強く豊かに」と言いながら、実際は、きわめて悪質な(もっといえば犯罪的な)反日団体である統一協会と密接な関係をもってきたことに人としての誠意を感じられないのである。「反共で一致したから手を組んだ」、「選挙で応援してくれる団体は選べない」などという言い訳はきかない。
統一協会はTM特別報告の中で、日本の「首相がお母様にひれ伏して拝するように」させ、「天皇陛下個人が私たちを受け入れる」ようにさせるために「国民世論を背景に議員たちを動かさなければならない」と生々しく語っている。その信者だけでなく、この国自体をコントロールしようと、そして韓国の事実上の属国にしようと、本気で動いているのである。
もともと彼女はウソを平気でつくことは、かつて総務相だったころの放送法をめぐる一連の発言でもわかるが、初当選後の1994年から01年にかけて少なくとも5回、統一協会系日刊紙「世界日報」に登場していたのに、「勝共連合、統一協会ってどんな団体か知らなかった」とシラを切ったのには驚いた。
高市早苗氏は、政治と統一協会との関係が問題になったさい、その接点について
「選挙応援無し。行事出席無し。金銭のやり取り無し。祝電も当事務所が手配した記録は無しでした」(X、2022年8月14日)と全否定。自民党による所属議員の教団との接点調査(22年9月)にも彼女の名前はなく、各メディアからのアンケート調査にも繰り返し接点を否定してきた。
『赤旗』が22年9月、高市事務所の19年3月の政治資金パーティで「世界平和連合奈良県連合会」がパー券を購入していたとに報じたさい、高市氏は「指摘の団体からの振込み、領収書を切った記録もなかった」「厳重に抗議した」などと記者会見で否定していた。
ところが、『週刊文春』が前号(2月5日号)で、内部資料で『赤旗』の報道を裏付けた。12年6月のパーティでも教団関係者3人がパー券を買っていたことも分かった。「厳重に抗議した」と言っておいて、このありさま。
まさに「息を吐くようにウソをつく」高市氏。彼女の尊敬する安倍元首相から受け継いだのか。
さらに『赤旗』が新たな極秘資料を入手して、高市氏の教団との親密な関係が改めて注目されている。
まず15年8月、16年8月の「世界平和連合奈良県連合会」定期講演会にメッセージを送ったことを示す内部文書。高市氏の「祝電も」送ったことがないとの発言はウソだった。
別の内部文書は高市事務所の「ご挨拶状」リスト(16年と18年)で、送付先に「世界平和連合奈良連合会」の幹部の名があった。
また、先に挙げたパーティー券購入者3人の名前の前には「早世会」と書かれていたことがわかった。統一協会の議員支援団体は、議員の名前の一字と「世界平和連合」の「世」を入れて名称とする。自民党議員の中村裕之氏の「裕世会」(北海道)、井野俊郎氏の「俊世会」(群馬)、木原誠二氏の「誠世会」(東京)、柳本卓治氏が「卓世会」(大阪)、穴見陽一氏が「陽世会」(大分、)元議員の奥野信亮氏の「信世会」など。
実は、高市早苗氏にも教団の後援会「早世会」が存在したのである。これはもう「親密な関係」を否定できないだろう。
ただ、早世というのは早死にのことで、このネーミングには呆れてしまうが。
安倍元首相が21年9月の統一協会系「天宙平和連合(UPF)」の集会にビデオメッセ―ジを送った「事件」は、総選挙後、あらためてしっかり検証し、政治への統一協会の浸食を断ち切るべきである。どこの党が勝利しようが、追及を緩めてはならない。
これは日本の真の意味での安全保障問題である。
それにしても、統一協会問題を追及するメディアが『赤旗』と『週刊文春』だけというのは情けない。いまこの問題にきちんと決着をつけないと「亡国」の道になっていくのに。