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生成AIの進展を見据えた新領域「情報」とは?

1.新領域「情報」

5月22日に実施された教育課程企画特別部会にて、生成AIの進展を見据えた新領域「情報」が提案されました。

審議会では、生成AIなどのデジタル技術が急速に広がる時代に、子どもが「探究的に学ぶ力」と「情報活用能力」を一体的に高めるには、学校教育をどう変えていくか検討がなされました。

 

2.情報活用の現状

探究的な学習は総合的な学習(小中)、総合的な探究(高)で実施されていますが、調べ学習で終わる例が多く、問いの質が十分でないことが指摘されています。

また、PISA 2022 では ICT を用いた探究型活動の頻度が OECD 最下位付近の順位となっているようです。

 

3. どう変える?――提案のポイント

小学校

総合的な学習の時間に「情報の領域(仮称)」を加え、

「課題設定・情報収集・整理分析・まとめ表現」を情報機器を使って体験的に練習する。

情報技術の扱い方やリスク(セキュリティ・著作権など)も基礎を学ぶ。

 

中学校

技術・家庭科を分離し新しい「技術」教科に情報技術を組み込む。

生成AIの仕組み理解など、探究を支えるスキルを深める。

 

高等学校

小中で育てたスキルを土台に情報科を拡充。

高度なデータ分析・AI 活用を学び、総合や他教科の探究で実践する。

学習の基盤となる資質・能力を再整理

言語能力 と 情報技術の活用能力 の2 本柱に絞る。

問題発見・解決能力 は総合を中心とする探究活動の目標に組み込み、教科横断で育む。

 

実践事例をデジタルで共有し、教師のカリキュラム設計負担を軽減を狙うようです。また、国が動画教材などを更新提供し、急速に変わる技術に対応するとされています。

 

4. 期待される効果

主体性の向上:探究に取り組む児童生徒は「自分で考えて行動する」「学んだことを生活に生かす」割合が高い。

学習意欲アップ:教科そのものへの好感度も高まる傾向。

地域・社会参画:地域を良くしたい、社会を変えたいという意識が高まる。

ICT で時短+質向上:収集・分析が効率化し、深い対話や振り返りに時間を回せる。

 

5. まとめ

 

「好き」や「好奇心」を起点に、自分で問いを立て、デジタルの力を使って調べ、まとめ、社会に発信するといった繰り返しが、子どもたちに人生を舵取りする力を育てると考えられています。

そのために、総合的な学習/探究の時間を中核としつつ、情報活用能力をカリキュラムのエンジンに据え、教科横断で学びをデザインし直そうというものが大まかな提案内容です。

 

ついに情報教育が教科の中に組み込まれていきそうです。小学生がスマホを持つことが当たり前の時代です。適切な情報活用は最早必須のスキルです。

どのような授業展開ができるか、私も考えていきたいと思います。

 

 



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