生成AIに所見を作らせてはいけない
生成AIに所見を作らせてはいけません。
それは個人情報や機密情報の入力が厳禁だからです。
個人名を伏せればいいと考える方もいるかもしれませんが、生成AIに所見を作成させるにはある個人に関する詳細な情報を入力することになります。
詳細な情報は入力しないことが基本です。
ヒントやアイデアをもらう
そこで、生成AIから所見づくりのヒントやアイデアをもらう方法を紹介します。
そのヒントやアイデアを参考にして所見を作成することで効率がグンとUPします。
所見文の観点を提示させる
所見を書く際の観点を生成AIに提示させましょう。
その観点を参考にすることで所見が書きやすくなります。
以下に例を示します。


提示された20の観点を参考にして、子どもたちがより成長したことについて所見文を書くことができます。
考えが煮詰まったときに使いやすい方法です。
また、次のような使い方もできます。
私たちは日々子どもたちと接していますが、キラッと光る部分(所見に書くとよいこと)をついつい見逃すことがあります。
そこで、子どもたちと接する際に着目する点について聞いておくと日々意識することができます。




このような視点を持ちながら子どもたちと接することで所見作成はもちろんですが、日々の声かけや評価も変わります。
私たちもついつい見方が凝り固まってしまうため、このように生成AIを使って視点や観点を増やすことや再確認することは有効な方法といえます。
所見文の構成パターンを提案させる
所見を書いていると気づいたら同じような構成になることがあります。
このようなとき、構成パターンを生成AIに作らせることができます。


生成AIも言っていますが、パターンが複数あると各児童に合った所見を作成することができます。
今回は5つに指定していますが、さらに多くのパターンを作らせることもできます。
所見文例を作成する
次は所見文例を作成する方法です。
特定の観点の所見文例を作成させることができます。

ポイントは「コミュニケーション力がある」のような一般的表現の入力に留めることです。
この程度の内容であれば個人を特定する内容にはならないため、文例を作成させても大丈夫でしょう。
シソーラスを提示させる
例えば「コミュニケーション力がある」の別の表現を知りたい場合はそのシソーラス(同義語、類義語表現)を提示させることができます。
同じような表現が続いてしまう場合や、より適した表現を探す場合に使うことができます。


微調整が可能な点が生成AIの強みです。
例えば、協調性を発揮しているが、控えめではなく積極的な姿勢が目立つ子がいた場合、単に「協調性」では適した表現ではありませんね。こうした微妙なニュアンスの修正には生成AIは持ってこいです。
以下のように協調性に情熱を加えたような表現を提示させました。

最初に提示された内容がやや大げさな表現であったため、少し弱めるように指示すると単なる協調ではなく、積極性も感じられる表現に変わりました。
このような微調整がきくことは生成AIの強みです。
目標に沿った所見
所見は子どもたちにとって印象が強く、大事な評価の1つです。
そこで目標に沿った観点を提示させて所見に反映するという方法もあります。
以下のように学級経営方針などを生成AIに読み込ませて、評価の観点を提示させます。


この評価の観点をもとに自分自身で所見を作成したり、文例を提示させたりすることもできます。
学級経営の方針や学級目標と一貫性を持たせながら、児童の成長を具体的に表現できますね。
所見を通じて子どもたちの学級目標に応じた頑張りを認めることができ、学級経営にも役立ちます
所見文の作成は厳禁ですが、それ以外で生成AIを使う場面はたくさんあります。
今日紹介した成績や個人情報などを入力せずに活用する方法を是非試してみてください。

(image FX)