さみしくなると言ってみる
ひとりぼっちのおまじない
だいせんじがけだらなよさ
どうも、インクです。
つまらん研修に割く時間がもったいない
つまらん研修に割く時間がもったいない
— INK@小学校の先生 (@firesign_ink) June 28, 2019
教育公務員特例法に、「教育公務員は、その職責を遂行するために、絶えず研究と修養に努めなければならない」という条文があります。それに従って、それぞれの自治体では教師向けの研修会がたくさん行われています。
しかし、その研修会がつまらないことこの上ない。研修会なんてつまらないものだと言ってしまえばそれまでですが、それにしてもつまらない。中でも印象に残っている研修会は、「先生には笑顔が大切です!」というものでした。前に立っている講師の先生は、「私は毎朝鏡に向かって笑顔をつくってから出勤するようにしています!」と言っていました。極めつけには、「さあ、みなさんも笑顔の練習をしてみましょう!隣の人と見合いっこしてみてください!」と言い始める次第です。
つまらないを通り越して、気持ち悪いったりゃありゃしない。きっと、自治体の研修会で前に立って話をされるくらいですから、たくさんの実績を積んだ方なのだと思います。そして、その先生にとって「笑顔」が重要な要素であることには間違いないのでしょう。しかし、それらを若手教師に向かって教えようとしているその姿勢が気持ち悪くて仕方がありませんでした。
さらに困ったことに、まわりを見渡してみると、みんなうんうんと頷いて一生懸命笑顔をつくっているではありませんか。もしかしたら、こちらが間違っていたのかもしれません。もしくは、知らぬ間に違う世界線に紛れ込んでしまったのかもしれません。ここに集まる全員が、子どもたちの前に立って「先生」をしているのかと思うとゾッとしました。それ以来、研修会というものにはなかなか前向きになれません。
何かを目指して進む人の周りに人は集まる
何かを目指して進む人の周りに人は集まる
— INK@小学校の先生 (@firesign_ink) June 28, 2019
「素敵な夢ほど人に笑われる」という寒いことばがありますが、あながち間違ってはいないのだろうなと最近思うようになりました。
人は常々、「何かを成し遂げたい」と思っています。 しかし、何をすればいいのかも分からないし、何かを成し遂げるためには時間と労力がかかります。だから、大半の人はその道を選ぶことなく、「平穏こそが幸せだ」と自分に言い聞かせながら生きていきます。
そのような人たちは、必然的に、何かを目指して進む人の周りに集まることになります。なぜなら、その人の近くにいれば、自分の時間や労力をかけずして、物語を追うことができるからです。さらに、その物語がバッドエンドになろうとも、なんの責任も負わなくて済みます。要は他人の物語は気楽なのです。
そして、歳をとるにつれて自分が「物語を作る側の人間」でないことに焦りを覚え、さらに歳をとればそのことに諦めをつけるようになります。そして、多くの人がそのまま人生を終えていきます。逆に考えれば、「物語を作る側の人間」からすれば、この世界はかなり条件の整ったマーケットだと言うことができます。
と、ひとつの物語もつくっていない人間がほざいたところでなんの説得力もありません。誰でも簡単に発信することができる時代において、重要なのは説得力です。どのような内容であれ、「あの人が言うのなら」と思わせられるかどうかです。そのためには、努力を努力だと感じることなく、続けられることをみつける必要があります。そんな何かを発信し続けていれば、後ろに人がついてきている。そんなもんだと思います。
バナナチップスこれに限るね遠い南の国からはるばる
バナナチップスこれに限るね遠い南の国からはるばる
— INK@小学校の先生 (@firesign_ink) April 29, 2019
小学校の音楽の授業で歌った曲の中でも、妙に記憶に残っている曲ってありませんか? 先日、スーパーでバナナチップスを見た時に、ふと見出しにもある「バナナチップスこれに限るね遠い南の国からはるばる」という歌詞を思い出しました。
気になって調べてみるとまさかの少年ナイフの楽曲でした。これが昔の音楽の教科書(?)には載っていたんですよ。今でも歌われていたりするのかな?
この曲の他には、「赤いやねの家」という曲がなんだかずっと頭に残っています。
電車の窓から 見える赤いやねは 小さいころ僕が 住んでたあの家
庭に植えた柿の種 大きくなったかな クレヨンの落書きは まだかべにあるかな
今はどんな人が住んでるあの家
蓄積される記憶には限度があって、必要のないことはどんどんと忘れていく。それが人間というものです。そんな記憶にこびりついて離れない。そんな音楽ってきっと力をもっているんだろうなと思います。
冒頭に書いたことばは、寺山修司の「だいせんじがけだらなよさ」という詩の引用です。気になった方はぜひ詩集を開いてみてください。気にならなかった方は絶対に詩集を開かないでください。
さよならだけが 人生ならば
人生なんて いりません