久留里線久留里-上総亀山の「自動車中心の交通体系に移行」報告を受けて、全線の乗車・観光計画コース案内です
Yahoo!ニュース(読売新聞オンライン)、2024年10月29日付け、「JR東のローカル線、36路線72区間で赤字・総額は757億円…廃線や手段転換へ議論」の記事を拝読しました。
その中で久留里線の末端区間、久留里-上総亀山の状況についても触れています。
記事の一部を引用させていただきます。
(以下引用)
JR東日本は29日、利用者が減少し採算が悪化しているローカル線の2023年度収支を公表した。対象の36路線72区間すべてが赤字で、赤字総額は757億円に上った。運行継続は一段と厳しさを増しており、廃線や他の輸送手段への転換に向けた議論も進みつつある。
~中略~
久留里線の久留里―上総亀山(千葉県)でも、JR東や自治体でつくる検討会が今月、「自動車中心の交通体系に移行することで、より利便性が高まる」とする報告書をまとめた。
(以上引用)
これは、久留里線久留里-上総亀山駅間のあり方を巡り千葉県、君津市、JR東日本千葉支社等で議論する「沿線地域交通検討会議」での報告書です。
その中に、車中心の交通体系に移行することで利便性が高まる旨の内容があります。
今後、久留里線の末端区間、上総亀山側で列車から他の交通機関への移行の話が具現化していくものとみられます。
今のうちに久留里線全線乗車をお薦めします
上記報告書から、久留里-上総亀山の「自動車中心の交通体系に移行」の方向が見えてきたようですが、久留里線は首都圏から比較的近い距離にあります。
久留里線の起点、木更津駅は東京から74.3キロ、東京から終点の上総亀山まで106.5キロです。
ただし、距離は近いですが、列車本数は限られます。
木更津発着の久留里線列車は17往復ですが、上総亀山発着は8.5往復(上総亀山着8本、同駅発9本)です。
木更津-上総亀山の所要時間は約1時間です。
東京からの日帰りは簡単なようですが、久留里線の列車は時間は限られます。
上総亀山発着列車は朝と夜に集中していて、上総亀山に8:33着の列車の次は14:11着、その次が16:59着です。
上総亀山発の折り返し列車は、8:48発の次は14:27発、その次は17:15発です。
今回は、東京からの久留里線乗車計画案を考えてみました。
久留里線往復体験乗車の3コース
東京から久留里線の乗車体験の列車計画としては、久留里線の列車だけ乗って往復する方法、終着駅の上総亀山駅で亀山湖を観光する方法、上総亀山に加えて久留里駅下車し、久留里城も観光も観光の、3つから選ぶのが一般的かと思います。
その観光時間を加味した列車時刻を掲げます。
時刻の「:」は略させていただきます。
① 久留里線の列車だけ全線に乗って往復する方法
東京1054発→総武快速・内房線→木更津1222着、1301発→久留里線→上総亀山1411着、1427発→久留里線→木更津1536着、1547発→内房・総武快速線→東京1711着
東京1054発→総武快速・内房線→木更津1222着、1301発→久留里線→上総亀山1411着→亀山湖まで徒歩約7分→亀山湖観光→上総亀山1715発→久留里線→久留里1733着、1744発→久留里線→木更津1828着、1832発→内房・総武快速線→東京1957着
③ 上総亀山に加えて久留里駅下車し、久留里城も観光も観光
東京717発→総武快速・内房線→838着、916発→久留里線→久留里1002着→久留里城まで徒歩約30分→久留里城観光→久留里1353発→久留里線→上総亀山1411着→亀山湖まで徒歩約7分→亀山湖観光→上総亀山1715発→久留里線→久留里1733着、1744発→久留里線→木更津1828着、1832発→内房・総武快速線→東京1957着
久留里線往復乗車に「休日おでかけパス」がぴったり
東京-上総亀山の運賃は1,980円、往復3,960円ですが、JR東日本で土曜・休日を対象に「休日おでかけパス」2,720円を使うのが安価です。
このパスは通常ならば、フリー区間は君津で終わっていても不思議ではないところ、JR東日本があえて久留里線全線をフリー区間に加えた配慮が感じられるフリー切符です。
なお、「のんびりホリデーSuicaパス」は「休日おでかけパス」と似ていますが、久留里線はフリー区間に含まれていませんので、混同されないようご注意ください。
バスは途中、小湊鉄道の養老渓谷駅を経由しますが、ここでは小湊鉄道の全線乗車にもこだわったコースとしました。
なお、久留里線・小湊鉄道ともに、観光地巡りの寄り道は省略し、列車往復だけの内容です。
東京1054発→総武快速・内房線→木更津1222着、1301発→久留里線→上総亀山1411着、1427発→久留里線→久留里1446着、1500発→日東交通バス→上総中野1606着、1623発→小湊鉄道→五井1738着、1803発→内房・総武快速線→東京1900着
東京804発→総武快速・内房線→五井901着、906発→小湊鉄道→上総中野1022着
または五井937発→小湊鉄道急行(指定席)→上総中野1129着
上総中野1220発→日東交通バス→久留里1326着、1353発→久留里線→上総亀山1411着、1427発→久留里線→木更津1536着、1547発→内房・総武快速線→東京1711着
蛇足ですが、久留里線末端区間の存廃が表面化してからの乗車では混雑が想定され、平常の旅情が味わえなくなりますので、早めの乗車をお薦めします。
また、久留里-上総中野のバスについてはネット情報によるものですが、運転の時期、曜日や時刻等についての詳細までは把握できませんので、利用の際は直接ご確認の上、ご利用くださるようお願いいたします。
(※ 筆記にあたり、Yahoo!ニュース(読売新聞オンライン)、2024年10月29日付け、「JR東のローカル線、36路線72区間で赤字・総額は757億円…廃線や手段転換へ議論」から一部引用及び参考にさせていただきました。)
