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フランケンシュタイン ギルレモ・デル・トロ監督作品

WBCが終わり、妻は一気に不機嫌となりました。
WBC、大谷選手、山本選手、ドジャースといったスターが大好きで、今回も日本のチームを全力で応援していましたが、あっけなく敗退してしまいました。
結果、日本に買ったベネズエラが決勝戦で最強アメリカに勝って優勝しましたので、負けはしたもののベネズエラは強かったということです。
それよりもそのベネズエラに大差で勝ったドミニカですが、準決勝でアメリカとの死闘を繰り広げ、ロースコアで敗退。
このあたりの戦いとなると予選グループとは違っていずれのチームも非常に強いです。
そしてメジャーリーガーがゴロゴロしていますね。

WBCのあとは、息子とワンピース実写版のシーズン2を見たりもしましたが、この映画は息子、妻と3人で視聴しました。

息子とは古い名作のフランケンシュタインを見ていますので、背景にある悲しいストーリーというのもわかっているつもりでした。

 

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というか、この映画が名作過ぎて、様々なドラマや映画で登場する怪物フランケンシュタインはこの映画が基準となって作られていると思います。
てっぺんが平らな独特の頭の形やボルトがつけられた頭部など。
そして通常の人間をはるかに超える巨大な体格。
人間の死体を継ぎ接ぎして生き返らせたという設定ですね。
まさに狂気の所業ですが、今回の映画でも狂気が満ちています。

 

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こういうフランケンシュタイン映画もかなり前に見たのですが、あまり話題にもならなかったですかね。

今回の映画はフランケンシュタインの原作にもリスペクトしながら、制作者ならでは尚スパイスが加わったフランケンシュタイン映画です。
時代が違いますので、映像は圧倒的です。
しかしこの映画はそういう部分を見せるための映画ではないです。
ヒューマンドラマというか、そこが見所と言えるでしょう。
1931年のフランケンシュタイン映画も恐怖映画には違いないですが、描きたかったのはマッドサイエンティストの狂気が作り上げた怪物とその悲しい終末の話で、なんともいえない終わり方でした。
この作品でも怪物の名前がフランケンシュタインではなく、死体を使って蘇生させた狂気の博士こそがフランケンシュタインで、この映画ではヴィクター・フランケンシュタインのヴィクターというファーストネームが何度も叫ばれます。
このヴィクターもある意味不幸な人物で、父から愛情をもらえず、最愛の母を失ったことで歪な精神構造となったのでしょうか。
偉大な外科医である父を超えるというのが彼の生きる目的となりました。
しかし、19世紀という時代背景もあり、彼の目指す医学的なところは認められません。
彼の研究に多額の資金を提供したのが、オリジナル版にはなかったキャラクターです。
戦争による成金ですが、梅毒で死が迫っており、自分の霊を新しい肉体に移す、不老不死を夢見たのでしょうか、彼自身が狂気です。
そして偉大なる外科医の父を超えるために、死体を使って人間を蘇らせるというヴィクター・フランケンシュタイン博士のまさに人としてのあり方を超えてしまった狂人なのでしょう。
神をも恐れぬ傲慢な人間として描かれています。
死体から蘇った怪物の心は「無」であり、そこには「悪」はありません。
ヴィクターの弟というのもまたこの物語に欠かせないのですが、この弟の婚約者の女性がこの映画を面白くしています。
彼女は修道院にいた女性でした。
見た目の美しさなんかよりも彼女には心の美しさが見えるのでしょう。
傲慢なヴィクターではなくヴィクターに作り上げられた怪物に心を寄せていく様はなんともいえない気持ちになります。
ヴィクターによって作り上げられた怪物は人として成長し、本をも読めるようになるのですが、彼荷教育をつけたのは視力を失った老人でした。
この老人もまた、姿が見えないからこそ心が見えたのかもしれません。
怪物を恐れることはなく、むしろ深い愛情をもって接しています。

映画自体は北氷洋で遭難しかけた船と船員たちから始まります。
そしてそこで倒れている紳士を見つけて保護。
その紳士こそがヴィクター・フランケンシュタイン。
そして彼を追いかけてくるのが巨大で圧倒的な力を持っている怪物でした。
2章仕立てのこの映画は、前半はヴィクター・フランケンシュタインの視点で語られます。
そして後半は怪物の視点から語られる物語です。
全ては悲しい儚い物語です。
映像も薄暗く悲しみしか感じません。
なんとなく「最後の決闘裁判」という映画のようなイメージです。

 

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冒頭のシーンを見ると氷と雪で囲まれた世界と犬ぞりが登場し、そこからは「郵政からの物体X」が始まるのか?という気がしていましたが、あの体の映画とは全く異なる映画でした。

 

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