
会社には復帰して、仕事をしています。
チョット手を抜いて(失礼)というか、あまり気合を入れすぎずに適度に仕事をしています。
さて司馬遼太郎さんの人気歴史小説「竜馬がゆく」を読みました。
先日、Kindleで購入しました。
全8巻。
1巻あたり800円でしめて6400円でした。
1冊ずつ買ったほうが良かったかな?というのは、合本タイプで購入したことにチョット失敗したなあと思っているんですね。
全部買ったことはそんなに公開していないのですが、合本だとまずデータが大きいのか、本を開くのにチョットもっさりなんですね。
そしてページを移動するのが結構大変なんです。
目次が充実しているので、そこからジャンプすればいいのですが、普通の1冊だともう少しレスポンスがいいんですね。
合本は管理上は便利なのですが、チョット戻って読み直したりするときがけっこう大変だったりしますね。
ちなみに、司馬遼太郎さんの本はどれも人気がありますが、その中でも特に人気の高いのがこの「竜馬がゆく」なんですね。
こんなに有名な本なのですが、これまで読んできませんでした。
一つにはある人がこの本をべた褒めしており、事あるごとに褒めちぎっていて、あまりの褒めぶりにこちらが冷めてしまったというのがあります。
その人のことが多分あまり好きではないというのもあったのかもしれませんが、若い頃はへそ曲がりだったのか、対抗心からか、読まないと決めているところがありました。
武田鉄矢氏とかもこの本を絶賛していますよね。
自他ともに認める竜馬かぶれでしょうね。
さらに、「竜馬」という人物は坂本龍馬にあらず、それは作者の司馬遼太郎さんも認めているところで、「竜馬がゆく」に登場する竜馬は小説の中で作られた人物で、歴史的な価値は低いというのがいたるところで言われるようになってきました。
そして歴史の教科書からは外されることにもなっているそうです。
にも関わらず、未だにこの本こそが坂本龍馬そのものであり、異論は認めないという人が相変わらずいるようです。
また政治家たる人がこの本を読んで竜馬や幕末を語るという人が実に多いというのもどこかのコラムで読みました。
司馬遼太郎さんの筆力のなせる技といってしまえばそうなのですが、歴史小説はときに歴史の事実を上回る刷り込みがなされます。
歴史の教科書や歴史的な文献は忘れられ、小説の中で活躍するキャラクターに命を感じ、感情移入する、というのは普通に有り得る話です。
長い前フリになりましたが、長い小説なので結構時間はかかりました。
ただ、この小説の中の竜馬の口から語る日本(当時)の政治の仕組みに対する批判がそのまんま現在にも通用するなあ、と面白く感じている次第です。
そして歴史書ではないものの、当時の状況が描かれていて、私たち歴史研究家でもない一般人にとっては理解しやすい歴史を与えてくれている本ですね。
細かいところはまた次回にするとして、序盤はなんだか間の抜けた行儀の悪い武士崩れみたいな竜馬ですが、勝海舟という師匠に出会い、世の中を見通せるようになってからの竜馬の成長は凄まじいものがあります。
幕末、大政奉還を描いた終盤はとても盛り上がります。
そしてあとがき。
この本を読んで「竜馬」に魅力を感じない男子はいないでしょう。
こういう人生を生きてみたいとは思いませんし、できはしないですが、もう格好良すぎて、若い頃にこれを読めば「竜馬」ファンになるのも当然だと思います。
次回も「竜馬がゆく」についてあれこれ感想なども書こうと思いますが、「竜馬がゆく」熱に水を指すような動画を下に貼り付けておきます。