
先日ディズニープラスで視聴しました。
前々から気にはなっていましたが、今更エイリアンももういいか?と思いつつもまだ見ていないから見ようと妻から誘われるままに見ることになりました。
初代エイリアンの続編で時代は2142になります。
エイリアン年表では、
2089年 「プロメテウス」
2104年 「エイリアン・コヴェナント」
2124年 「エイリアン」
2142年 「エイリアン ロムルス」
2179年 「エイリアン2」
2270年 「エイリアン3」
2470年 「エイリアン4」
ということになります。
なんだか違和感がありますが、こういうSF系の作品では辻褄合わせのために細かい改変があったりします。
ファンブックや二次創作での小説などは矛盾するところがたくさんあると思いますが、そういう場合は、便利なマルチバースということにでもしてしまうのか、なかったことにされてしまうのか、ですね。
映画の概要
監督:フェデ・アルバレス
脚本:フェデ・アルバレス
ロド・サヤゲス
製作:リドリー・スコット
マイケル・プラス
ウォルター・ヒル
製作国:アメリカ合衆国
公開:2024年8月16日(アメリカ)、9月6日(日本)
上映時間:119分
配給:20世紀スタジオ
ウォルト・ディズニー・ジャパン
キャスト
レイン:ケイニー・スピーニー
主人公。両親はすでに他界し、真面目に働く20歳の女性。
アンディ:デヴィッド・ジョンソン
レインの父が拾って改造を施したアンドロイド。
レインの弟という立場だが、亡き父によってレインのためになる行動をするようにプログラムされている。
非常に古いタイプのアンドロイドで動作不良があり、レインはアンディの修理係も兼ねている。
タイラー:アーチー・ルノー
レインの元恋人。銃の扱い方ゲームで覚えたという。
このグループのリーダー格。
ケイ:イザベラ・メルセード
タイラーの妹だが、妊娠している。
兄にはまだ知らせていないし、父親は不明。
ビヨン:スパイク・ファーン
タイラーの従兄弟でナヴァロの恋人。
アンドロイドに対して「過去」があるため、アンディに対して非常に強く当たる。
ナヴァロ:アイリーン・ウー
ビヨンのパートナーで宇宙船のパイロット。
ルーク:ダニエル・ベッツ
宇宙船ロムルスにいたアンドロイドの科学技術者。
あらすじ
ノストロモ号事件(初代エイリアンで登場した貨物船ノストロモ号が最終的に爆破された事件)。あれから20年経過した時代。
巨大ハイテク起業のウェイランド・ユタニ社は人民を支配し、劣悪な環境での労働を強いるのです。
主人公レインは父親から形見として譲り受けたアンドロイドのアンディとともに、この劣悪な環境下から合法的に離れようと努力しますが、ウェイランド・ユタニ社は労働契約期間を変更し、それが叶わなくなります。
多くの人々がこんな不当な扱いに不満をいだいており、この劣悪な星からの脱出を計画する若者たちもいます
レインと恋人関係にあったタイラーはそんな脱出計画をレインに打ち明けます。
ウェイランド・ユタニ社の廃棄された宇宙船を奪い、それを使って別の星に移動するという計画でした。
その計画の肝となるのがウェイランド・ユタニ社製のアンドロイドであるアンディ。
彼がいればウェイランド・ユタニ社のシステムをハックすることができるからです。
合法的にこの星を離れることが絶望的になったレインはこの計画に乗ることになります。
メンバーは、リーダー格であるタイラー、タイラーの妹でレインの友人でもあるケイ、そしてタイラーの従兄弟にあたるビヨンとその恋人であるナヴァロ。
レインとアンディ、中でもアンディは最も重要な役割を持っているのですが、ビヨンはアンドロイドであるアンディを事あるごとにけなします。
なんとか宇宙船に潜り込み、アンディによってシステムをハックしたものの、冷凍休眠装置のエネルギーが不足しています。
燃料の確保のためにタイラーとビヨン、そしてアンディは宇宙船の別の区画へ移動しますが、閉じ込められてしまいます。
それを知ったレインたちは、妊娠中のケイを残し、救出に向かいます。
感想
オープニングでは爆破されたノストロモ号の残骸を回収し、それをレーザーみたいなもので切断。そこにあるのは紛れもないエイリアンでした。
このシーンがどこかにつながってくるのか?と思っていたら、全然関係がないというか、ストーリーに絡んでくることはなかったです。
オープニングはなくても宇宙船内での出来事がすべての映画です。
宇宙船という閉ざされた空間で「逃げ場」なしというのが初代エイリアンと同じです。
エイリアンの発見と寄生された体内からエイリアンが飛び出すなど初代作を強く意識して作られているというか、そのまんまですね。
初代作を見た人は違和感なく物語を見ていることができると思いますが、新たな展開を期待している人はちょっと拍子抜けに感じるかもしれません。
ギーガーの考案したエイリアンの造形は素晴らしく、その姿、理不尽なまでの強さと攻撃を与えたときの血液が強酸といういやらしい設定などはこれまで通りです。
原点回帰。
あらためて、この物語、映画を作ったリドリー・スコットは偉大だと思いますね。
でも映画監督は降りて、リドリー・スコット自身は製作に回っているんですね。
大物になると監督よりもより大局的な位置から映画製作に加わることになるのでしょうかね。
そして、エイリアン・シリーズと接点がなさそうに思いながらも、ウォルター・ヒルも製作にいます。
私の大好きな映画「ストリート・オブ・ファイヤー」の監督。
あの映画とエイリアン・シリーズには接点がない気がするのですが、不思議な気がします。