
U-Nextで視聴した映画です。
妻がどこで探してきたのか、面白いらしいというのを何処かの記事で読んだのか、一緒に見ました。
ナイト・シャマラン監督の作品ということを後で知り、なるほどなと納得。
あらすじ
青年パリスは母が運転する車の事故で湖に転落します。
自身はなんとか脱出に成功するも、母を救い出すことができませんでした。
失意の中でなんとか生きているという状態のパリスは恋人とも別れてしまいます。
母は時折発作を起こすのでしたが、事故の際にも母は発作でした。
単なる病気ではなく、どこかに原因があるはずだと考えますが、父はもう忘れろと忠告します。
エリーという少女は母との関係がよくありません。
エリーの母は再婚相手と新しい家庭を築こうとしますが、エリーには義理の父とも母ともうまくいきません。
そんな中、義理の父の連れ子のアンナ、つまり彼女の義理の妹とは良い関係でした。
エリーの父はまだ母のお腹にいる間に行方不明になっているのでした。
母に尋ねても父に対して良い返答はありません。
エリーはまたしても母と喧嘩をして家を離れ、友人の家に泊まります。
翌日帰宅しましたが、そのときには仲の良い義理の妹のアンナがいなくなっていました。
パリスという青年とエリーという少女、なんの関係もない二人ですが、キャドー湖という場所を通して真相が描かれていきます。
感想
「シックス・センス」のナイト・シャマラン監督の映画ですから、あっと驚く仕掛けがやはりありました。
「シックス・センス」ほどの派手さはないものの、淡々と描かれつつ、後半になって真相が解明していくときになんとも言えない感じは健在です。
しかしその分、前半のまったりとした流れがつまらないと感じるかもしれません。
丁寧に作られた映画で、余計なセリフや説明は極力排除しています。
見ている観客に映像を通じて考えさせるというのがとても上手いのでしょう。
CG全盛の派手な映像でいきなり映画の世界の強引に惹きつけると言った映画ではないのですが、じっくりと鑑賞するにはピッタリ。
ネタバレをしてしまうと本当に見る意味がなくなってしまう映画なのでなるべくネタバレはしないでおきましょう。
103分と程よいコンパクトさにまとめられたミステリー映画です。
キャドー湖はビックフットがいた?とされるルイジアナ州とテキサス州にまたがる広大な湿地帯です。
キャドー湖は実在するけれど、もちろんこんな失踪事件があったわけではないですが、どんな事件が起きても不思議ではなさそうな雰囲気を持っている土地ですね。
湿地帯ゆえに交通手段がボートというのもなんだかすごい孤独感があって、犯罪に巻き込まれたら、捜査は難航しそうとしか思えないような立地。
そういう大自然を背景に美しい映像で丁寧に描かれていて、知らず知らずに引き込まれていく映画ですね。