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楊令伝 十一

童貫戦が終わって、間延びした雰囲気が続く。話自体は面白いが大きな流れとしての盛り上がりにはかける。このまま終わりまでこの調子なのだろうかと思うと疲れる。
この物語のタイトルは楊令伝である。つまり主人公がはっきりと決まっている。となると主人公に魅力がないといけない。
楊令という主人公は優れている。物語中にも描かれているが、欠点がなさすぎる。作品に登場する人物としては褒め言葉ではない。欠点がない人物は物語の中ではつまらないのだ。
史進や花飛麟のような人物のほうが様々な欠点があり、読者としては魅力的に映る。
そもそもこの物語のタイトルに問題が有るのかもしれない。楊令伝ではなく続水滸伝梁山泊伝とかでも良かったのではないか。楊令を主人公に据えて物語を進めるというのが本人にとっての不幸だとも思う。
大人の小説であり、男の小説でもあるため、男女の情欲を描いた部分はややもすれば官能小説とも取れるくらいの描写もあり、本筋とは関係ない部分にかなり文章を割いている。
そういう部分が目立ってしまうほど本筋のストーリーがつまらないと思う。一人ひとりの人間を描いて、その人物をクローズアップする。魅力的な男達がいきいきと描かれていて、読み物としては面白いが、大きな筋が今ひとつというところか。




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