「アーキテクチャの基礎」という本を読んでみました。 www.oreilly.co.jp
読んだきっかけ
最近は設計やアーキテクチャといった領域に興味をもっています。
この本を読むことでアーキテクチャに関する知識向上につながるのではないかと思い、読んでみました。
特に学びになった点
アーキテクトは技術の「深さ」よりも「幅」が価値を生む
知識のピラミッドには3つの階層があります。

アーキテクトにとって最大の資産は、上から2つ目のレイヤーを伸ばしていくこととのことでした。解決策を複数知っていれば、その中から最適なトレードオフを選択できるためです。 技術の幅という考え方をあまり考えてなかったので、印象に残りました。
すべてはトレードオフ
デプロイ環境やビジネスドライバー、企業文化、予算、期間、開発者のスキルセット、その他多くの要因に依存する。環境や状況、問題点はそれぞれに異なるものだ
「銀の弾丸」も「不変の正解」もない。こうした曖昧な状況での判断は、少なくともしばらくはAIではなく人間が行う領域だと感じ、今後意識していきたいです。
少なくとも最悪ではないアーキテクチャ
これも「すべてはトレードオフ」に関連する話です。 完璧な正解を見つけることが目的ではなく、現在のビジネス制約、予算、技術スタックといった複数の制約の中で、「少なくとも最悪ではないアーキテクチャ」を選ぶことが重要だと書かれていました。
この「少なくとも最悪ではない」という言い方が個人的には良かったです。最適解を探そうとしてものすごく時間をかけるより、まず最悪を避ける判断の方が現実的だと思いました。
おわりに
これからは様々な場面でトレードオフを意識しようと思います。これはソフトウェアに関することだけでなく、人生のあらゆる選択で意識できることだと思います。 私は完璧主義的な面があるので「絶対的な正解」が欲しくなります。でも、「絶対的な正解」は誰にもわからないし、本にも書いてあるように状況によります。 「トレードオフ」を意識して、「その時点で、最悪を避けつつ最善を目指す選択」を意識していこうと思います。