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【源氏物語571 第17帖 絵合24】須磨の巻が出たときに、判者の親王をはじめとして皆 涙を流した。同情しながら想像したより 絵によって知る須磨はもっと悲しいものであった。


 

最後の番に左から須磨の巻が出てきたことによって

中納言の胸は騒ぎ出した。

右もことに最後によい絵巻が用意されていたのであるが、

源氏のような天才が

清澄な心境に達した時に写生した風景画は

何者の追随をも許さない。

判者の親王をはじめとしてだれも皆涙を流して見た。

その時代に同情しながら想像した須磨よりも、

絵によって教えられる浦住まいはもっと悲しいものであった。

作者の感情が豊かに現われていて、

現在をもその時代に引きもどす力があった。

須磨からする海のながめ、寂しい住居《すまい》、

崎々浦々が皆あざやかに描かれてあった。

草書で仮名混じりの文体の日記がその所々には混ぜられてある。

身にしむ歌もあった。

だれも他の絵のことは忘れて恍惚となってしまった。

圧巻はこれであると決まって左が勝ちになった。

🪷月読命 written by ハシマミ🪷

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