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【源氏物語456 第14帖 澪標30】何に動揺することもなく長く留守の間を静かに待っていてくれた花散里を、源氏は信頼している。

水鶏《くいな》が近くで鳴くのを聞いて、

 水鶏だに 驚かさずば いかにして

 荒れたる宿に 月を入れまし

なつかしい調子で言うともなくこう言う女が

感じよく源氏に思われた。

どの人にも自身を惹《ひ》く力のあるのを知って

源氏は苦しかった。

「おしなべて たたく水鶏に 驚かば

 うはの空なる 月もこそ入れ

 私は安心していられない」

とは言っていたが、

それは言葉の戯れであって、

源氏は貞淑な花散里を信じ切っている。

何に動揺することもなく長く留守《るす》の間を

静かに待っていてくれた人を、

源氏はおろそかには思っていなかった。

当分悲しくならないがために空はながめないで暮らすようにと、

行く前に源氏が言った夜のことなどを思い出して言うのであった。

🪻🎼雨だれを聞きながら by Matsunaga Yuko🪻

 

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