あとで読むサービス「Pocket」がサービス終了します。
Pocket は 2025 年 7 月 8 日以降は利用できなくなります。 この日までは、アプリとブラウザの拡張機能を引き続き使用できます。 7 月 8 日以降、Pocket はエクスポート専用モードに移行します。ユーザーは 2025 年 10 月 8 日までいつでもセーブデータをエクスポートできます。その後、ユーザー データは完全に削除されます。
Pocketには大変お世話になったので、自分なりの思い出話と振り返りをしておこうという記事です。
自分流 Pocketの使い方
iPhoneでReederというアプリを使い、RSS(Inoreader経由)で記事の更新情報を拾って、はてブコメントをチェックしながら気になるものを選別し、Pocketに流して自作Webアプリで読んでいます。


自分は芸能ゴシップ記事・政治関連記事を読まないため、ほとんどがテックやデザイン、ビジネス、生活便利系のものでした。 ということは思い出せることが重要なため、何か残るものにアウトプットする必要があります。
そこで、読んだもののうちブックマーク的にあとで辿れるようにしたいものを 自分用Wiki にまとめていました。 これは自宅と会社で自分のブックマークを体系的に共有するために始めたものです。 Web技術・Webデザインが大盛りあがりだった頃(?)、必死に追いつこうと作った仕組みです。 情報登録は2019年10月に途切れました。おそらく、この頃から在宅勤務が増えたり社内ネットワークの仕組みが変わって困らなくなったのでしょう。

あとで読むサービス利用歴
Pocket以前には、老舗の Instapaper を利用していました。自分の利用データを見て整理してみると、こんな感じ。
- 2010年9月 Instapaper 利用開始
- 2015年2月 Instapaper 利用終了
- 2015年2月 Pocket 利用開始
- 2025年7月 Pocket 利用終了
10年放置した Instapaper は、ログインを試したところあっさりと再び迎え入れてくれました。嬉しい。 そういえば Read It Later から Pocket に改称していましたね(2012年4月)。 なぜ Instapaper から Pocket に移行したかは、、覚えてないんだよなあ。。
Pocket API と自作アプリ
Pocket は無料でWeb APIを提供してくれていました。認証の仕組みと、自分の利用データを扱うという点で他の参照系Web APIとは違った面白さがありました。 認証やユーザー操作の介入があることから、1つのアプリとして仕上げる必要性が出てきて、自分にとって初めて自作アプリとしてきちんと仕上げたものになりました。 ここで得た技術知識は現在の知識の土台となっており、そんな場を提供してくれたことに大変感謝しています。
- 2015年10月
- 🧑💻 RSS選別が大変だから自作サービスで効率化だ〜!
- RSSをフィルタするWebサービスを作りました
- 2016年6月
- 🧑💻 消化しづらいから自作アプリで効率化だ〜!
- Pocketが便利になるWebアプリを作りました
- 制作事例解説 React + Material-UI + スクレイピング
- 2017年5月
- 🧑💻 外出先でも自作アプリで効率的に消化だ〜!
- React NativeでiOSアプリを作ってストアに出した
- 2017年7月
- 🧑💻 Herokuが遅い〜、技術的負債が〜〜
- 自作Webアプリの棚卸しとリニューアル検討
- 2018年1月
- 🧑💻 ぜんぜん消化が進まない。。現状分析してリニューアルや!
- Pocketの積ん読消化を加速するWebアプリをリニューアル中です
- 2018年11月
- 🧑💻 はてブのコメントチェックさえ効率化したい…!
- はてブの不満を解消するWebサービス作ってる
- 2021年1月
- Nuxt.js に移行、再リニューアル
戦績
自作アプリまで作って、積読の消化はどうだったのでしょう。 PocketからデータをExportして、未読/アーカイブを円グラフにしてみました。

なんと、半々でした。理想は全件アーカイブでしたが、そこには至れませんでした。
件数に関する感想としては「意外と増えてないな」でした。 2015年2月に使い始め、2018年1月ではトータル8,539件(記事スクショから)に対し、2025年7月現在は16,741件。 以前は少しでも興味のあるトピックなら何でも放り込んでチェックしていました。いつからかそれにも限界を感じ、Pocketに送るハードルを上げた記憶があります。
今後に向けて
自分が欲していたのは「あとで読む」ことでなく、印をつけて必要になったときに掘り起こせること、だったのかもしれない……。確かに振り返ってみるとまさにこれで、”あとで”という表現が適切に言語化されていないことに気付きました。今読めないからではなく、今必要でないから積まれているのであり、読んだ印を付ける必要がない技術的・知識系の記事が多い印象があります。
つまり、自分が情報の海から選別したものだけを蓄積した知識データベースが欲しかったのでは……?自分用Wikiを作っていたことからも、それが伺えます。
生成AIが流行している今、RAGやObsidianをうまく使って、そんなものを作ってみようかなと思いました。 なんか難しそうですけど、チャレンジしてみたら10年後にやっててよかったと振り返ることになるのかもしれませんね。
いつだったか、ネットで閲覧したページを全部保存して検索してる人がいたような……これだ!