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グランド・ツアー2025 概要 - 旅日記⓪

 こんばんは、茅野です。

記事を書こうと思ったら、はてなブログに障害が起きていたようで、一度中断というね。書きたい時に限ってこういうことありますよね。

 

 さて、2月は全然更新しておらず、お久しぶりでございます。

この間に何をしていたのかというと、国外逃亡しておりまして、約2週間日本を離れておりました。

 というわけで、今回から旅日記の新シリーズ、「グランド・ツアー2025」が始まります。

↑ これまでの旅日記はこちらから。

 

 今回は、第0回・プロローグ編として、旅の経緯と旅程、簡単なお役立ちコラム的なものを書いておきたいと思います。実際にお役に立てば幸いですね。

 

 それでは、お付き合いの程宜しくお願い致します!

↑ 旅先一覧。ヨーロッパの旅に見せかけて……?

 

 

旅の概要

 まずは旅の概要から。

前回の国外旅行は2023年11月で、行き先はデンマークでした。首都コペンハーゲンを中心に、郊外のゲントフテや、北部のフレデリクスボーなどに足を伸ばしました。

↑ デンマーク遠征旅日記はこちらからどうぞ。

 前回も、我が最愛のオペラ『エヴゲーニー・オネーギン』を観つつ、親愛なる我らが殿下こと、「推し」ニコライ・アレクサンドロヴィチ殿下の足跡を辿って聖地巡礼をする、というプランで進めました。

 

 今回は何故突然グランド・ツアーを行うことにしたかというと、2025年2月は、恐らく史上最も『オネーギン』上演が密集した時期だからです。世界中の劇場が『オネーギン』を同時上演するという、常軌を逸した期間でした。

↑ ちなみに、ここから更に増えた。怖い。

 従って、各都市で『オネーギン』を観まくることを目的に旅程を練りました。

 最終的に、移動日含め計15日間で6回(オペラ3、バレエ3)観る計画にしました。もっと余裕を削って強行軍すれば回数を稼げたと思いますが、無理のないプランで最も効率的に『オネーギン』が観られる構築であったと自負しています。

 パリ、ブカレスト、葛飾でも同時にやっていたのですが、こちらは削り、マドリード、ロンドン、ミラノ、高雄の四都市を巡ることにしました。

 

 聖地巡礼に関してですが、この四都市だと我らが殿下はミラノしか行っていないので(もっと長生きして世界中を聖地にして欲しかった)聖地巡礼はミラノのみです。同志・殿下ファンの皆様はミラノ編をお楽しみに。

 逆に言うと、最早聖地ではない場所での観光ってどこへ行ったらいいかよくわからなくなって、困ってしまいました。オタクしすぎるのも問題ですね。

 

旅程

 日程は2月9〜23日の計15日間の旅程です。直前になって高雄を引っかけることに決め、少し伸びました。前回のデンマーク編より5日も長いです。

 今回旅に同行してくれたのは、鴨川編京都編でも一緒だった我が親友・Jamila ちゃんです。二人旅です。

旅慣れしていて事務管理に長けた彼女は、なんと遠足のしおりを作ってくれました。めちゃくちゃクオリティ高いので見てください。


↑ ティモシェンコの決闘の絵を模したペンギンオネーギン・レンスキーのミームを見せたら Jamila ちゃんが気に入ってしまい、表紙にしてくれました。かわいい。

↑ 綺麗に整頓されたカレンダー。凝ってる。凄すぎる。

 この続きには、飛行機や劇場のチケットが印刷されて纏められています。搭乗券を入れられるポケットまで付いています。あまりにも便利すぎる。天才か?? 自慢の友だちです。

 

 ……が、お恥ずかしながら、出発日に38.6度の熱を出し2日遅れて行くというね。健康優良児であることが唯一の取り柄だったのに、日頃の行いが悪いせいか、ウイルス性胃腸炎に当たったようです……悲しい。

 行きはカタール航空ドーハ経由のはずが、キャンセルして直前にエミレーツ航空ドバイ経由に滑り込みました。お陰で約1日半マドリード滞在時間を失った上、約12万円の余計な出費です。手痛い!!!

 Jamila ちゃんは予定通り先発して、一人旅をさせてしまいました。土下座。しかし大らかな彼女は、「茅野ちゃんが『オネーギン』に遅れてくるなんてことは有り得ないから、2日後には来るでしょ? ゆっくり治しておいでね~」と連絡をくれ、友人に恵まれすぎていることを改めて実感した瞬間でした。一生好き。

 

 胃腸薬と解熱剤と気合いでなんとか微熱くらいまで下げて滑り込みましたが、行きの飛行機ではまだ少し気分が悪かったものの、その後は何事もなかったように回復し、旅を楽しめました。結果論ですが、更に悪化したり人に移したりする類のものでなくてよかったです。皆様も旅前の体調にはくれぐれもお気を付けくださいね。

 

 わたしのマドリード滞在はきっかり24時間程度に減ってしまいましたが、「遠足のしおり」にあるように、基本的には各都市約3日ずつ程度の滞在で、観光をしたり、『オネーギン』を観たり、というプランになっています。

 

 わたしはいずれも初めて訪れる都市でしたが、Jamila ちゃんはイギリスで数ヶ月間の留学経験があってロンドンにも4回来たことがあり、マドリードへは某国際環境学会議の日本代表として訪れたことがあるという超絶エリートっぷりで、全面的に頼ってしまいました。完璧な先導でした。イケメンすぎます。いつも惚れ直しています。

 

 色々トラブルには見舞われましたが、楽しい旅でした!

次節では、各都市の簡単なお役立ちコラムを書いておきます。

 

マドリード編

気候:15℃くらい。日中はコート無しか、薄めのコートでよい。暖かい。最高。
英語通用度:都心部は概ね通じるので心配要らない。
現金の必要性:少なくとも都心部では要らないと思う。
治安:中心部には物乞いやホームレスが多い。
コンセント:主にEUで共通のCタイプ。
持って行くとよいもの:サングラス、日焼け止め。

 

 地下鉄の駅から地上へ出た瞬間のことは忘れられません。流石「太陽の国」、スペイン!! という、太陽からの熱烈な歓迎を受けました。

目を開けられないくらいの日差し、それを反射させてまばゆく輝く白の外壁! 絶景でしたが、日焼け止めとサングラスの着用を強く推奨します。

 

 陽が出ていると冬でも暖かいのも嬉しいポイント。冬にヨーロッパ行くならマジでオススメ都市です。暖かくて美しくてごはんが美味しい、もうわたしはロンドンに行きたくなくマドリードから出たくなかった。

 

ロンドン編

気候:東京よりちょっと寒いくらい。天気が変わりやすい。
英語通用度:公用語なので当たり前に通じる。旅の後半でその有難みを実感した。
現金の必要性要りません。新しいキラキラチャールズ陛下のお札が欲しければ換金しよう。
治安:マドリード同様、物乞いはとても多い。多くの人が施しをしているのが印象的だった。
コンセント:BFタイプ。通貨のみならずコンセントのタイプもEUとは異なるので注意。
持って行くとよいもの:飴、帽子(防水で、耳が隠れるものだと尚良い)。

 

 「太陽の国」から打って変わって、「雨の国」ことイギリス……ですが、お天気良かった……んですよね……。雲一つ無い青空の日も……。

イギリス留学経験のある Jamila ちゃんには、「これがロンドンの常だと思わないで」と念を押されました。運が良かっただけで、やはり雨は多いそうです。

 

 お宿の問題もあるかもしれませんが、「雨の国」という割には湿度が低いです。夜洗濯したズボンを部屋干ししたら、朝にはパリパリに乾いていました。

朝喉が痛くて起きることも多々あったので、喉をケアするアイテムがあると良いでしょう。

 

 「お料理が不味い」ことで有名なイギリスですが、ちゃんとお店やメニューを吟味すれば、大外れを引くことは稀でしょう。まあしかし、他の三都市の方が、もっと安くもっと美味しいものが沢山食べられたことをわたしは一切否定しません。

 

 物価は圧倒的にロンドンが一番高いです。何度「イギリスに特に恨みはないがポンド暴落しろ!!」と叫んだことか。狂っています。金銭面では現在の渡航は全然オススメしません。

 そのせいもあってか、物乞いやホームレスが非常に多いのですが、ロンドン市民は多くが彼らに声を掛け、少額施しをしていました。残念ながら他の都市ではあまり見かけない光景なので、「これが……ノブレス・オブリージュってやつ……!?」と衝撃を受けました。

我らが殿下は、4歳頃から街に出て、物乞いに手ずから現金を渡すことを趣味にしていた聖人なので、オタクたるわたしは優しいロンドン市民を観察しながら、「こうやって声を掛ければ良いのか……」と学習していました。

 

ミラノ編

気候:イタリアはイタリアでも北イタリアなので寒い。日中でも3℃くらい。防寒はしっかり。
英語通用度意外と通じない。簡単な旅会話くらいは覚えていこう。
現金の必要性あると安心。バスや有料トイレ、チップなどで用いる(一部のバスでは現金必須)。特に小銭があると良い。2.5ユーロを何セットか用意しておこう。
治安:懸念した程には悪くない。中心部のみ客引きや詐欺が多いので注意。
コンセント:スペインと同じCタイプ。
持って行くとよいもの:防寒具、除菌ジェルかシート。

 

 快晴だったマドリード・ロンドンとは異なり、ミラノはずっと曇り空でした。白い空に白いドゥオーモの組み合わせはそれはそれで美しかったのですが、何と言って、寒い。めっちゃ寒い。

イタリアはなんとなく明るく暖かいイメージがありますが、それは南イタリアの話。北イタリアのミラノは普通に寒いです。防寒具をしっかり持っていきましょう。

 

 ミラノは「教養高い芸術の街」ですが、意外と英語が通じません。わたしはここでロンドンの利便性を思い知ったのだった。

こちらが英語で話しても相手はギリギリ理解してくれることが多いですが、返答はイタリア語で来ます。簡単な旅会話は抑えておいたほうが安全です。

 旧型のクレジットカードが使えないバスに乗ったとき、運転手さんが一切英語を解さず、停留所で知り合ったおばあさまが通訳してくれなかったら詰みかけたことがありました。

 

 朗報です。ごはんが極めて美味しいです。「どこどこのレストランが美味しい」とかではなく、全体的なレベルが高い。どんな裏路地のさびれたカフェでどんなテキトーなものを頼んでも美味しい。イギリスを通ったばかりの舌が美食の国のおもてなしに驚愕していました。

 街にはピッツェリアが多く、ピッツァやパンを食べる機会が多いと思いますが、お手拭きが提供されることはないですし、トイレがない店舗も多いので、除菌シートや除菌ジェルを携帯するのがオススメ。Jamila ちゃんが大量に持ってきてくれたお陰で大変助かりました。

 

 ミラノの特徴として、座れるカフェや、トイレが少ないです。立ち飲みエスプレッソ屋さんは多いのですが、ゆったり座って休憩できる店舗は少ないので、座れる時に座りましょう。

 また、お手洗いも非常に少なく、あったとしても有料であることが殆どです。サービスエリアに寄った時じゃありませんが、(特に無料の)お手洗いを見つけたら取り敢えず行っておくことが肝要です。高雄に移動したとき、「気兼ねなくお手洗い行けるのスゲー!」と思った。

 

 治安は悪いと聞いていたので、厳重に対策をしましたが、特に怖いを思いをすることはなかったです。そもそも首都であるマドリードやロンドンに比べ人口が少なく、中心部以外は人がまばらなので、スラれるほど他人が接近してくるシチュエーションに遭遇しませんでした。

 

 これはここまでのヨーロッパに共通ですが、スリッパや歯ブラシは宿にないことが多いので、持参をオススメします。一方で高雄のホテルアメニティは日本とほぼ同様で、「やはりアジア……!!」と思ったりしました。

 

高雄編

気候暑い。マジで25℃とか行く、嘘ついてません。わたしもビビった。絶対に半袖や薄手の長袖を用意すること
英語通用度諦めてください。中国語をマスターするか、全部ジェスチャーゲームで乗り切る覚悟を持とう。寧ろ日本語の方が通じるケースがある。
現金の必要性必須。日本と同じか、それ以上にキャッシュレスは対応していない。屋台などでごはんを買いたいなら、コンビニなどで少額の紙幣や硬貨に崩しておくと尚よい。
治安:良いと思います。もう大丈夫だろうと思って(?)、気を抜いていた。
コンセント:日本と同じAタイプ、変換器やプラグ不要。最高。
持って行くとよいもの:日焼け止め(必須)、サングラス、日傘。

 

 この旅から帰ってきたとき、パパ上に最初に言われた言葉をご紹介します。「日焼けした?」。2月の北半球への旅行で言われる言葉か? これが……。

現地で日焼け止め買ったんだけどな!? 現地のユニクロで半袖も買いました。あと滞在が一日長ければ、サングラスも購入していたことでしょう。

 マジで暑いですし、マジで日差しが強いです。この点、マドリードもビックリです。絶対に日焼け止め・半袖か薄手の長袖・サングラスを持参、或いは現地で入手すること

 

 英語、通じません。ごく稀に流暢な英語や日本語を話す人に遭遇しますが、それはガチャSSRと思いましょう。

容姿は同じ極東人なので、大抵いきなりガーーッと中国語で話しかけてくれるのですが、こちらが " I'm so sorry, I don't speak Chinese...." などと口走ると、漫画のような動きで「はわわわわ!?!」とパニックを起こされること多々。そのテンパり具合にこちらも驚き、「はわわ」合戦が勃発したことも。中国語ミリしらでいきなり行ったの、ほんとうに申し訳ない気持ちになりました。

中国語を習得するか、完全ジェスチャーゲームで乗り切る覚悟を決めてください。

 

 ごはんはミラノ同様、本当に美味しいです。そして何より、安い!! お財布のことを全く気にせずに、好きなものを好きなだけ食べることができます。おい聞いてるかロンドン?

日本でも人気の台湾フードを楽しみましょう。

 

 

 どの街も人が優しくて、ほっこりしました。特にミラノや高雄では、言語によるコミュニケーションができなくてもなんとか意思疎通しようとしてくれて、人々に大いに助けられた旅でしたね。

 皆様はどの街に関心を持ちましたでしょうか?

 

 次回からはいつものように、滞在1日につき1本記事化して旅日記を纏めていく予定です。

お楽しみに!

 

最後に

 通読ありがとうございました。6000字ほど。

久々に記事を書いた気がします。書きたいこと・書かなきゃいけないことは沢山あるのですが。頑張って頭と手を動かしたいと思います。

 

 どんどん旅日記を書き進めていきたいんですが、もうMETライビュの『アイーダ』が始まっちゃっているんですよね~……。先にそちらを観に行ってレビュー書くかも知れません。

また、先日新しくゲームを始めちゃって、そちらに大いに頭のリソースと時間を溶かしております。この件についても恐らく何か書くと思います。

 いずれにせよ、気長にお待ちください!

 

 概要編は以上になります。それでは本編でお目に掛かりましょう!

↑ 第1回はこちらから!




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