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今年も興味深い話をきけました~河口湖自動車博物館・飛行館

 飛行館の展示物は「彩雲」以外は大きな変更は無いようでした。それでもじっくり眺めていくといろいろ気付き等あります。

 

 「隼」のエルロン(補助翼)を見ていたとき、エルロンのリンク部分の部品に興味が沸きました。

 

 ここの博物館は外観だけではなく見えない部分、細かい部分にも拘って復元されていますが、この部品はかなり状態が良さそうだけれどもオリジナル部品なのか新造したものなのだろうか?

 ふと後ろを振り向くといつもの解説員(レストアを行っている石居さんという方)がスタンバイされており「なんでしょう?(質問どうぞ)」と声がけ頂いたので訊いてみたら、元々のオリジナル部品とのこと。意外と状態良く残っているものだなぁと感心。

 

 石居さんの説明は例年通り饒舌。この部品からエルロンの動作について話が続きます。エルロンを下向きに下げたときはエルロンの前端が翼の中に収まっているけど、上向きに上げたときは前端が翼の下に突き出るようになっている(逆だったかもしれません)、といったことを実際に動かしながら解説してくれました。

 

 

 更にはこの隼は去年まではラダーやエルロンはフレーム(骨組み)だけでしたが、今年はそれに布(羽布)が貼られたということも。そういえば去年は骨組みだけでした。

去年まで補助翼はこんな状態でした。

 

 その布もこのレストアで使用した布とオリジナルの布両方が展示してあって(主脚近くに置いてありました)、それを取り上げ「こんなに薄いんです」と触らせてくれました。ハンカチの布くらいの薄さでしょうか。

 補助翼に布を張っていたというのは以前の説明できいていましたが、帆布のような丈夫な布をイメージしていたのでその薄さには驚きました。(極薄の布を使っているのは軽量化のためらしい)

手前のは復元で張ったの羽布

 

 この隼は日の丸やエンジンカウリングの塗装以外はジュラルミンの銀色のまま。濃緑色に塗装はしないのですか?とついでに訊いてみたら、当時メーカーから陸軍にはこの状態で引き渡されていて、必要な塗装はそれぞれの運用部隊で塗っていたとのこと。そしてどうも(海軍に比べて?)陸軍は塗料が不足していたらしく、濃緑色に塗らないケースもあったらしいとか。陸軍機のまだら模様は迷彩効果も狙ったのかもしれないけど塗料を節約するという面もあったかもしれないね、という興味深いお話も聞けました。

 

 

 毎年の事ですが、一つ訊くだけでいくつも面白いお話を聞けます。

 

 

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