本来なら今頃は北海道を走っているはずの夏休み。
カタナのステータ・コイルの交換を行いました。ガスケットもストックしてあるし、ちゃちゃっとやっちゃいましょう。
交換作業に先立ちジェネレーター・カバーのガスケットの型を厚紙に写しておきました。このガスケットはまだ購入可能ですが、もし廃品になっても汎用のガスケットシートから切り出して対応することが出来ます。厚さは0.5mm位です。
メーカー純正の品番 11483-49210

ステータ・コイルはジェネレータ・カバーの中に収まっていますが、コードがセルモータ室とスプロケットカバーの内側を通っているので、これらのカバーを外さねばなりません。更にスプロケットカバーを外すにはシフト・リンケージも外さなければならず、といろいろ外さねばなりません。

ジェネレータ・カバーは留めているビスを全て外してもガスケットで固着しているので、カバーの横からプラハンマー軽くコンコン叩くと外れてきます。カバーが外れると少しエンジンオイルがダラダラと出てくるのでオイル受けを下に置いておくと良いです。(今回はちょっと作業時間がかかったので、300mlくらいのオイルが流れ出ました。もっとテキパキと作業すれば流れ出るオイルはもっと少なくて済むはずです。)


ジェネレータ・カバーからステータ・コイルを外し、カバーにくっ付いているガスケットを剥がしていきます。が、これが頑固にこびり付いていて簡単には剥がれない。殆ど削り取るような作業でかなり手間がかかりました。

最後はオイルストーンで細かなカスを削り取ってきれいに仕上げました。

ステータ・コイルの比較。古い方のは最初はあまり焼けていなぁ?と見えましたが、よく見ると黒くなっている部分が半分くらいあります(左半分側)。ここは焼けが進行していると思います。
もし気付かずにツーリングに行っていたらどうなったていたか。電圧表示で確認していなければ異常には気付かなかったと思います。

カバーにステータ・コイルを組み込み、車体に取り付けていきます。

ジェネレータ・カバーを取り付けるときにガスケットはカバーとエンジンの間に挟まなければならないのですが、これはこのように割り箸のような適当な棒をビス孔に挿してガスケットを固定しておけば簡単にできます。(前回作業で編み出した技?です。)


あとはコードを所定のルートで通してレギュレート・レクチファイアと接続し、流れ出た分のオイルを補充して完了です。
で、肝心の電圧ですが、見事復活しました!
アイドリング(1,000回転)で13.5Vくらいを示し、2,000回転で14Vを発生しました。発電能力の低下の原因は推測通りステータ・コイルの不具合だったようです。
ホッと一安心。
一度日帰りツーリングに出て様子をみて問題無ければ大丈夫でしょう。
* * * *