
Question
スイングのスピードを上げる練習って何がありま
すか?
今現在ヘッドスピード 49 です。
55 まであげてみたいですね。
1 でも良いから上げる練習方法教えて下さい。
Answer
体格の良い野球経験者は最初からこのくらいのヘ
ッドスピードが出る人がいます。
やはり小中高と野球で活躍されていた事でスイン
グするための筋肉が着いている事がその要因なの
ですが、野球では使わない技術があり、それを組
み込めば 55 は十分に可能です。
まず、飛ばしの技と言われる飛球術はタイガー打
法で 15 種類程度は組み込まれています。
まずはこれらの技法を習得して出来るようにして
覚え、それを定着させる事です。
筋肉の 7 割は下半身だと言われていますので、脚
腰を使った技法からまず組み込むとすぐにでも飛
距離が変わりますが、全てを組み込んで一度に仕
上げた方が結果として早くまとまります。
まず、切り返しでパワーシフトと言ってトップで
ぶつける方法ですが、これは欧米打法には全て組
み込まれていますので日本にもそろそろ上陸する
かと思います。
これを組み込む場合、コルキングやワインディン
グと言って腰を止めたまま捻じり上げる技法も同
時に入れると良いでしょう。
次に右足の踏みつけからの左脚の蹴り、そして最
後に右脚の蹴りを入れて腰の回転を速めます。
スイングは下から上にパワーを伝えて行きますの
で腰の回転力を上げる事で肩の回転が速まり、そ
の動作によってスイング速度が上がります。
脚の運動は上下運動ですが、これを腰で回転運動
に変換して肩の回転に伝えます。
ちょうどピストンのようにシリンダーの爆発が縦
でそれをクランクシャフトの回転に変換するよう
なものです。
体はインパクトで弓状になって張りを使い、捻転
による張りと両方で張り戻しの効果を得る事が出
来、それに何と言ってもムチ効果です。
鞭の先端は音速を超えると言われているほどムチ
効果は絶大で、ゴルフではこのしなりを入れて打
つ事で野球の 3 倍の飛距離が出ます。
切り返しからの始動は下半身と言われるように、
まずは両足の挟みや両膝の旋回、そして腰の開き
からの肩の回転というように、下から微妙な時間
差によってパワーが伝わり、捻転差によるしなり
を使ってヘッドスピードを上げるのです。
この間に前屈による腹筋を使った引き落としが入
りますので胴体の捻じり戻しだけではなく、バレ
ーボールのアタックやテニスのサーブのように腹
筋を使ってパワーを出します。
このようにゴルフは全身の筋肉を使ってスイング
しますので、それぞれの部位がいつどう動くのか
を習ってまずは覚える事から入ります。
これがスイングの構築で、体に痛みがあったり高
齢者などはこれを基にアレンジしてご自身の打法
をデザインして行きます。
まずは、一つ一つの動作練習、次にそれを落とし
込む組み込み練習、方向調整やタイミング調整、
リズムを一定にする調整練習を経て、まとまった
らそれを定着させる定着練習です。
定着する間に必ず忘れて動作が抜けたりズレたり
しますので修正が必要になり、人によっては癖が
出てきますので矯正ドリルなどで基本に戻しなが
ら 3 年ほど掛けて固めます。
これがご質問の答えで、それぞれの飛ばしの技は
一冊の本になるほどの内容ですので、今後少しず
つ折を見てお話したいと思います。