
Question
打つ直前に行う素振りって意味ありますか?
皆何気なくやってませんか?
Answer
直前の素振りは意味があります。
それは動作確認や正しい引き出しを開ける鍵とし
て、また冷えた筋肉などを温める意味でも効果が
あります。
そしてまだ完全に定着していない動作などは、直
前の素振りで一時的にその動きを思い出し、本振
りに組み込む事も可能です。
動作確認とは腰の位置や頭の位置、そしてトップ
の形やインパクトの形を事前に作り、形状記憶さ
せる事です。
番手によってトップの深さが違い、スタンス幅の
違いによって左の壁の位置が変わりますので、そ
のつど打つ前に確認する事はミスを軽減する重要
な準備行動です。
そして、動作が完全に定着してその必要がなくな
った場合には、どの打法で打つか、どんな球質を
出すのか、高さや曲げ幅などをナイスショットが
出た時のイメージを頭に浮かべながらその時の感
覚を思いだしてから打つ事です。
上級者になると引き出しをいくつも持っていて、
どの打法で打つかを選択し、そのフォルダーを開
ける必要がありますので、この動作によって正し
いフォルダーを開く鍵にもなるのです。
トッププロともなると 9 種類の球種、そして 6
種類のフォローの形など駒を組み合わせて状況に
対処しますので、正しいフォルダーを開けるため
のイメージが重要になってきます。
あたかも金庫を開けて保存してあるフォルダーを
開けるような作業です。
また、実践では次に打つまでの時間があり、体が
冷えてしまう事もあります。
特に待たされた時などは可動域が狭くなったり鈍
くなりますので、一度動かして体に準備をさせる
のです。
練習場で次々と打っている場合にはその必要はあ
りませんが、球を見ると動きが違う時は球なしで
素振りを数回行い、それから球を打つと言うサン
ドイッチ方式で動作を定着させる事も出来ます。
そして、ドライバーでマックスに打つ時などは飛
ばしの技法が全て組み込まれた打法で打ちますの
で、その予行演習です。
また逆にウエッジショットなどのショートコント
ロールショットを打つ時は、リラックスして力ま
ないようにゆったり大きく振ったりと調整を行う
のもこの素振りです。
素振りはプリショットルティーンに入れる事でほ
とんどの選手は潜在脳に保存された動作を引き出
せますので、しっかりと段取りとして手順を踏ん
でイメトレをする事で、よりミスを防ぐ事が可能
になります。
何気なくやるのではなく、しっかりと目的や必要
性を感じながら行いましょう。