

Question
胸がまわりきらずに、手でクラブをあげてしま
い、2 段階のオーバースイングで右の股関節に
も体重がのせられず、右脇腹が伸び上がるスイ
ングで 2 年間打っています。
動画などみていろいろためしたり練習はしてい
るのですが、手打ちがなおりません。
どこをどうすることに意識を集中すれば良いの
かなにかアドバイスをお願いします。
Answer
手打ちは癖とかの病気系ではなく、もともとの
身体の動き自体が出来ていないだけです。
スイングはまずフォームの構築、それから調整
があり、ズレたら修正と言うプロセスです。
最初はまず体のどこの部位をどう動かすか、ど
のタイミングで他の動きと連動させるかなどの
リズムやバランスなど、全てがピッタリと合わ
なければナイスショットは出ません。
打法それぞれにフォームという決まった型(カ
タ)があり、その通りに動作する事で初めてス
イングの構築が出来、それをいかに定着させら
れるかが次の課題です。
打法は飛ぶほど難易度が高く、まずは 200 Y
程度飛ぶ打法の基本動作を習得する事です。
手打ちでも 200 Y は出ますがどんなにマッチ
ョな方でも 250 Y 以上はまず出せません。
まずはこの基本動作で体をどう使うかを覚える
事から入ります。
筋肉の 7 割は下半身ですのでこれに腹筋や背
筋を入れたら腕の筋肉は 1 割か 2 割しかあり
ません。
この少ない筋肉を駆使して飛ばすとブレたり安
定しないバラツキになり、スコアも良くなりま
せん。
では、どうやって基本動作を覚えるかです。
まずは上の写真にある各ポジションの形を真似
します。
撮影しながら、あるいは鏡を見ながらそれぞれ
の形を全て覚えてから後で繋げます。
これによって体を大きく動かすスイング動作が
解り、インパクトの弓状の張りや捻転の張りな
どを感じますので、その張り戻しの力だけで素
振りをして手を使わない振り方を覚えます。
まずは 58 °でしたら 60 Y 以上は打たない
程度にゆったりと大きくスイングします。
各ポジションの形が出来ていたかどうかが分る
程度の速度で振り、あとでどこが出来たか出来
なかったかが思い出せる程度の速度です。
この速度が非常に大切で、身体の各部位がその
ポジションごとに正確に動けたかどうかを確認
しながら繋げますので、最初はスローモーショ
ンで繋げないと神経回路がまだ出来ていません
ので判らないはずです。
ほとんどの方はこのプロセスを飛ばしてすぐに
普通の速度で振ってしまい、動きを誤魔化して
しまいます。
これが仇となって失敗するのです。
これを毎日少しずつ判定しながら速度を上げて
行って、数週間、数か月後に普通の速度にする
くらい時間が掛かります。
そして難しい動作は P - 4 から P - 6 の間
(トップからインパクト)の体の動きで、ここ
は体だけで練習をして軸がブレないように何度
も何度も繰り返して完璧な体勢になるように調
整します。
また、P - 5 は体重移動だけ入れて出来るだけ
肩を開かず手は上げ置きして、出来るだけ降ろ
さないようにするとここに捻転差(時間差のラ
グ)が出来ます。
両腕はできるだけ体と一体化させて上半身を固
め、手が胸の前に常にある感覚で一体化したま
まスイングです。
この時も手で打つのではなく左サイドの張りで
肩が回り、肩の回転で手が動くイメージです。
まずはこれを定着させて下さい。
手打ちの場合はこの左サイドの張りがないので
手の力で打つしかありません。
そして、これで毎回この張りだけで打てるよう
になったら、番手を上げてスタンス幅を広げ、
左の壁まで腰がスライドするようにします。
これが最近流行りのハーフスイングの目的の一
つで、これだけのポイントが入っていなければ
意味がありません。
ドライバーなどはかなり腰をスライドさせない
と左の壁まで到達ぜず、体重移動で左に踏み込
むと上半身が一緒に移動して突っ込んでしまい
ます。
これを改善するのはサイドベンドです。
踏み込み時に右足の踏みつけをして右膝を内側
に入れながら腰をスライドさせると同時に右に
側屈です。
頭は右、腰は左で突っ込まずにインパクトの弓
を作る事が出来、体重移動も同時にしながら打
てる事になります。
まずはここからスタートです。
これがしっかりと定着しないとその上に 15 種
類の飛ばしを技を落とし込んで行きますので、
しっかりと基本動作を定着させるようにして下
さい。