
Question
筋肉をつければ誰でもハードヒッターになれるの
でしょうか。
ベスト 70 の知人は 175 センチ 80 キロスーツを
脱ぐとほぼゴリラです。
普段バックティで回りますが 300 ヤードを軽く
打って 100 ヤードを乗せてバーディーかパー。
パー 5 はパーで悔しがる始末。
70 台を出すのが簡単に見えて仕方ありません。
野球部は飛ぶがスライサーが多い印象でしたが彼
らクラスの野球の上手さだと球筋もコントロール
できています。
正義で技術をチマチマ磨いてきた私のゴルフが間
違えていたのかなと思います。
Answer
いえ、決して間違ってはいません。
野球経験者で甲子園級の方達は小中高と 10 年は
野球をされています。
この 10 年で振り方を覚え、筋肉を養って基礎を
固めて来たのですから、質問者さんもこれから
10 年間野球でしごかれれば同じ事が出来るかと
思います。
さて、飛距離が出るのは羨ましいと思われますが
果たしてスコアにしてどのくらいの差があるのか
お解りでしょうか?
世界ランキングで一位だった宮里藍選手は飛距離
が出ず、当時の飛ばし屋のヤニーツェンとの闘い
で二打目が 4 本分も差が付いていました。
アイアンの精度の良い宮里選手はそれでもピンの
1 m 半に着け、バーディーチャンスだった時に、
ヤニーは 4 本分前から 50 cm 程に止めてバーディ
ーを取り、宮里選手は横からだったのでバーディ
ーを逃してしまいました。
そして、その後に宮里選手はスイング改造をして
失敗し引退する事になるのですが、4 本分も短い
飛距離でもランキングは上だったのです。
いくら飛んでも、アイアンの精度が悪ければバー
ディーは取れません。
残りが 100 Y からワンパット圏内に止める事は
プロならさほど難しくはないのですが、60 Y 先
から打って 10 Y もショートしていたのでは 2 パ
ット圏内でパーしか取れません。
このようにゴルフはショートゲームで実力がほと
んど決まりますので、ゴリラのように飛ばしても
30 Y でザックリやっていたのでは飛距離が生か
せないままで終わります。
飛距離が出る方は楽してスコアメイクが出来るの
は事実ですが、70 台は出せても 60 台はまた違う
技術が必要ですので、その辺りで彼らに勝つ事が
可能です。
ほとんどの飛ばし屋は飛ばせればそれで満足で、
スコアメイクは二の次です。
しかし、本来のゴルフはバーディーをいくつ取る
かですので、ショートゲームが上手い人の方が実
力は上なのです。
これからゴリラになるのではなく、100 Y 以内は
何が何でもワンパット圏内に止める事が出来るよ
うに集中して練習して下さい。