
シャフトが柔らかいとヘッドのたわみでより
スピン量が増える事がある
Question
良くスピンコントロールと言う言葉を聞くのです
がその必要性や方法を教えて下さい。
Answer
スピンコントロールとは一般的にはバックスピン
を意味する場合が多く、特にスピン量を減らして
スピンバックしないようにするためやドライバー
で飛距離を稼ぐ時に使われます。
本来はバックスピンだけではなく、サイドスピン
の増減の両方を調整する事も含めてのコントロー
ルなのですが、今回はバックスピンに関してのお
話をしたいと思います。
さて、マスターズでガルシアが 15 番ホールの三
打目でピン側に落とし、スピンバックによって 3
球とも手前の池に入れた事がありました。
その時のインタビューであれは完璧なショットだ
ったと言っています。
しかし、彼はスピンコントロールしていなかった
のです。
受けグリーンで雨が降って柔らかくなったグリー
ンはウエッジでハイスピンに打つとスピンバック
します。
普段アマチュアが行くコースがこれです。
彼は前日に雨が降った事を知らなかった事もあっ
たのか、思い切りスピンを掛けて止めに行ったこ
とが裏目に出たのです。
58 度でフルショットすると 100 Y 以上彼らは飛
ばすのですが、スピン量は 9000 回転以上になり
受けグリーンだと 10 m 以上戻って来てしまう事
があります。
したがって、これを 54 度のミッドコントロール
ショットにするか 50 度のショートコントロール
ショットにして打てば 8000 回転 7000 回転とス
ピン量が減ってその場で止める事ができます。
初心者はスピンバックがカッコいいとか言ってス
ピン量を増やすためにマンブリして引っ掛けたり
トップしてバーディ―チャンスをダボにする事が
ありますが、上手い人は落ちたその場に止まる球
を打つ事が出来ます。
グリーンは 3 種類に分けます。
軟らかいグリーン、硬いグリーン、そしてその中
間の 3 つです。
軟らかいとはボールマークが大きくつき、球の 3
分の 1 ほど沈んで破片が飛ぶような状態、硬いグ
リーンとは全く痕が付かないグリーン、そしてそ
の中間とはマークを探すのが大変で、でも少しの
ヘコミがある場合です。
それぞれに 3 種類のコントロールショットによっ
てスピン量を調整する事でその場で止める事が出
来るのですが、番手が長くなるほどスピン量は減
りますので硬いグリーンの場合には逆にスピン量
を増やして対応します。
砲台グリーンでラフからだと通常営業のコースで
も止まらない事がありますが、ウエッジで球を左
に置いてハンドレイトで打つ事で高さとスピン量
で止める事が可能です。
これもある意味スピンコントロールですので縦幅
のない小さなグリーンや、ピンが手前の場合など
はスピン量を替えて対応するとベタピン率が上が
ります。
そしてドライバーのスピン量ですが、ロフトの少
ないヘッドなら勝手にスピン量は減りますが、さ
らに減らすにはアッパーに打つ事です。
バックスピンが多いと風に乗ってしまって吹き上
がりが生じるため、最適なスピン量は 2000 回転
から 3000 回転程度だと言われています。
ドライバーの場合はスピン量を減らす意味からも
ハンドファーストで打つ事が理想です。
ティーアップして打ち上げ軌道で打つ事でスピン
量を減らす事が可能です。