
Question
脱力でゆっくりと振っているのに 300 Y も飛ば
している選手がいるのですが、どんな打法で打っ
ているのでしょうか?
Answer
300 Y も出す選手はほとんど力を入れています。
本人は思い切り力を使って打っているのに、傍目
には脱力に見えるだけの場合があります。
これは何故なのでしょうか?
ゆったりに見えるスイングはリズムやテンポ、そ
して弓のバネやしなりによるムチ効果を最大限に
使う事で腕や手の力は最小限にして体や脚腰のパ
ワーで打っていりケースがほとんどです。
この打法は張りを作るために力を使い、極端な話
ダウンスイングよりも切り返しに最大の力を使う
と言われるほどトップでの張りを強くします。
それに対し力みのスイングは手の力でインパクト
に最大の力を強くする振り方なのでマンぶりに見
えるのです。
ゆったりスイングはリズムとテンポから入ると解
りやすいかも知れません。
リズムは 1-2-3-4 でトップに上げて、5 で腰掛
け、(右足の踏みつけ)6 で腰を開き(左脚の蹴
り)、7 でインパクトにすると言う、腕以外の全
身を使う事で力が分散されて力み感がない振り方
に見える事があります。
特にトップでぶつけるパワーシフトはトップでの
タメ(張り)の引っ張り合いを最大限にし、各部
位ごとの動作にも時間差を入れて、下から上へと
パワーを伝達して行くのです。
これはちょうどムチのような動きで、右足の母指
球から右膝、そして右の腰をボールに近づけると
言う時間差のしなりです。
この時間差を作る事でしなりのムチ効果が出るだ
けではなくゆったり感が出ますので、ゴルフは球
が止まっていますので野球のように一瞬でスイン
グする必要がありません。
時間を使ってこのムチ効果を最大限に活用する事
で飛距離を稼ぐのがゴルフです。
したがって、ゆったりと振っているように見えて
も足腰の筋肉はかなり使っており、胴体の筋肉や
腹筋と背筋によってもかなりのパワーを出してい
ます。
よって腕や手はほんの 1 〜 2 割しか使わないスイ
ングが主流打法で軽くゆったりと振っているよう
に見えるのです。
全身の筋肉を少しずつ使うと力み感はなく、余裕
のあるスイングに見える事も要因の一つで、大き
なアークで軸ブレがない振り方をする事でもゆっ
たり感や余裕のある振り方に見えるのだと思いま
す。