
Question
DR のシャフト交換で悩んでいます。
6S から 5R まで打ち比べたのですが、ヘッド
スピードも球筋も飛距離もほとんど変わりま
せん。
ヘッドスピード 42 - 43 飛距離 230 - 250
どうなんでしょうか?
Answer
これは求める精度によって違います。
空振りやチョロがでる段階では 40 万円もする
セットを入手してもスコアは変わりません。
ところが、120 Y 先のピンをデッドに狙って 1
m 以内に止める練習をされている方にとっては
シャフトの長さや重さ、トルクやウエイトバラ
ンスなどは大変重要になります。
まずはトルクが低く硬いシャフトが必要ですの
でプロと同じスペックの物を買っておけば一生
使えます。
この業界はコレクター、道具依存者、スペック
おたくを産み、天才的なテクニックでサバイバ
ルゲームを戦って来ています。
大した違いがないのを雲泥の差があるかのよう
扱っているのが販売側で、そのようにメーカの
反則テクニックに乗せられたゴルファー達がい
大勢います。
メーカーは毎年同じ人にどうやって新しい物
を売りつけるかで天才的な法律ギリギリのテ
クニックで販売を促進して来ました。
その例としてまずロフトの番手ずらしです。
アイアンはロフトを立てて、これも少しずつ番
手をずらして、今では 3 番アイアンは 5 番です。
そしてシャフトのフレックスですが、今の X は
昔の S よりも柔らかくなってしまい、これも
徐々にずらして売るようになったのです。
そしてオーバースペック論を流行らせて、最
初は R を売り、スイングチェックとかフィテ
ィングなどと称して店に来た人に試打させて
SRを薦めます。
そして次に行くと S を売って次は SX と徐々
に固くすることで上達したから硬い物が使え
るようになったと言うヨイショ売りをするの
が当たり前になってしまいました。
しかし、これだけでは足りずに SR の客が来
ると「お客さん、ヘッドスピードが上がって
いるのでそろそろ S が使えますよ」とプライ
ドをくすぐって、実際には同じ硬さなのに表
示が S のシャフトを買わせるのです。
計測器も上乗せをするとヘッド速度が上がっ
たと言う錯覚をして次のクラブが売れますし
プロや販売側を抱き込んでこのオーバースペ
ック論を浸透させてしまっています。
もちろんコレクターにとってはクラブは芸術
作品で、見ているだけでゾクゾクすると言う
方もおられますので、決して否定するもので
はありません。
ゴルフが上手くなりたいと言う方は 99 %技
術で道具は 1 パーセントだと思って下さい。
ただ、新品の道具でも調整が必要ですので、
100 が目標になった時期と、イーブンで毎回
廻りたくなる時期には全てのクラブを統一し
て、ご自身の体型に合った調整をして下さい。
クラブは生涯 2 セットあれば充分です。
シングルになる時にはしっかりとしたプロ仕
様の道具にしましょう。
それまでは何を使っても同じですので、好き
な物を選びましょう。