
Question
構えた時の手の位置が目標方向に移動してイ
ンパクトになるのがハンドファーストだと思
うのですが、その位置はどう調整するのか教
えて下さい。
よろしくお願いします。
Answer
構えた手の位置でクラブを返すとハンドレイ
トになり、ハンドファーストと言える位置は
恐らく構えた位置よりも 20 cm ほど左でク
ラブを返す形ではないでしょうか?
このハンドファースト度を深めるほど球は低
くなってスピン量が減ります。
飛距離が出てアゲンストに強い打ち方ですの
でどこまでハンドファーストにするかは上段
中段、下段の 3 種類と言うのが欧米打法の
引き出しです。
欧米選手は拳が平均 4 つ分ほどは手の位置
が目標側に移動した位置で打っていますので
それだけでロフトが 2 本分です。
これを常に同じ位置にするのは難易度が高い
ので、フォームで決めます。
これは右サイドベンドで体が斜めになり、タ
イガーの全盛期は 23 度も背骨が右に傾いた
形で打っていました。
腰は目標側に移動し、頭が残っていれば胴体
は右に傾くのですが、この度合いによってヘ
ッドが落ちる位置がほぼ決まります。
例えばこの傾きがない状態で右肩から左腰の
斜めの軌道で振り下ろすと安定して同じ位置
にヘッドが落ちますが、体を斜めにすればす
るほど目標側に着地点が移動します。
したがって、番手が長いクラブほどこのサイ
ドベンドが大きくなることで一定の法則でヘ
ッドは左に移動することになります。
スタンス幅の狭いアイアンは体が斜めになら
ないのでその分球は中央に置き、ほぼ同じよ
うな割合で入射角が決まります。
この技法は毎回同じフォームで打てる人には
とても効果的ですが、スタンス幅も球の位置
も、前傾やハンドアップ度などがアバウトな
方は法則通りになりません。
したがって、最初は球の位置を移動させて打
つ時の手の位置は同じにする事で高さの違う
打球を打ち分けます。
また、手先の操作でクラブを返す位置は自由
に変えられますので、フォームはいじらずに
ダウンスイングで左手を止めてヘッドを先送
りさせる方法やグリップエンドで刺す位置を
左にしたりで調整する事も出来ます。
毎回一定の位置でハンドレイトにするには、
構えた位置で手を止めてヘッドを追い越させ
ます。
そして左肘を早く折り畳む事でフォローを小
さくし、左手の親指のサムダウンによって、
あるいは右手の突きによってバウンスで地面
を叩くようにすると打球は高く上がってスピ
ン量の多い球になります。

これで振り遅れプッシュになる場合はヘッド
の先送りを大げさにしたリハーサルをしてか
ら打つようにしましょう。(写真下)
