
Question
とにかく飛距離が欲しいので筋トレを毎日やっ
ており、重いバットで素振りをし、軽い棒で速
振りをしています。
目標は 300 Y ですので飛ばせるだけ飛ばして楽
にプロレベルのスコアが出したいです。
方針は間違っていませんよね?
Answer
方針は間違っていませんが、そこに到達する方
法が大きな課題です。
300 Y 以上飛ばせる人で 100 が切れない人がか
なりいます。
飛ばすのとスコアメイクは別物で、FW ヒット
率 100 % で転がって 300 Y にまずするために
は筋トレも必要ですが飛ばしの技を組み込む必
要があります。
まず飛距離ですがプロが言う 300 Y はマンぶ
りではなく、8 割で振っての飛距離ですので、
彼らは実際にはそれ以上出せるのです。
そして、その 8 割と言う意味は力量やスピー
ドではありません。
問題はどうやってその飛距離を出すかです。
ゴルフは再現性や安定性が必要で、少ない筋肉
で力いっぱい振るとブレます。
また、上手く打てても力が入って次に打つアイ
アンにまで影響を及ぼし、ミスを誘うのです。
今回のマスターズで良くお解りだったと思いま
すが、少ない筋肉を目一杯つかって飛ばしてい
たデシャンボーと多くの筋肉をほどほどに使っ
て同じ距離を出していたマキロイでは余裕が違
うのです。
マンブリは辞めたと宣言していたデシャンボー
ですが、やはり飛ばしの技よりも少ない筋肉を
目一杯使って筋力で飛ばしていましたので、次
のアイアンで何度もオーバーしていました。
一部の筋力を最大限に使って飛ばすと、それだ
け力みやアドレナリンになって、力が抜けなく
なる事があります。
したがって、マキロイのようにドライバーは
15 種類の飛ばしの技を使い、アイアンは 3 つ
から 12 ほどで、同じ力量と同じ速度で振れば
使う部位の多い打法は飛び、少ない打法は安全
により正確に打て、ミスが少ないのです。
これをマキロイは 25 年ぶり、タイガー以来の
グランドスラムで証明してくれました。
また、飛ばすだけではダメだと言う事も今回良
く理解できたと思います。
アイアンでどこまでピンに近づけられるかでス
コアはほぼ決まります。
その引き出しを持っているのはマキロイで、デ
シャンボーは力量を変えて縦距離を出していた
ためにバラ付きが多かったのです。
いくら飛ばせても直接スコアを作るのはショー
トゲームです。
300 Y 飛べばプロのスコアが出せると思ったら
大間違いです。
スコアを良くしたいならより効率の良い打法で
より再現性の高い打ち方をして、さらにショー
トゲームの技能を高める必要があります。
マキロイはタイガーウッズをコピーし、タイガ
ーは息子にマキロイを真似しろと言ったそうで
す。
やはり世界のトップ打法はタイガー打法である
と確信しています。