
Question
ゴルフ歴 3 年、30 代の男性です。
ずっとグリップエンドが臍を向いて身体の回転
で打つスイングをしていました。
確かに球筋は曲がりづらく、80 台で回れるこ
ともありますが如何せん飛びません。
そこでしっかり腕を振る練習をして、まずは意
識してローテーションを行うことでドライバー
の飛距離も 40 ヤード以上以前より飛ぶように
なりました。
スコアもベストを更新しています。
なぜ世間では手打ちや腕を使うことを悪として
いるのでしょうか?
下半身リードだけでは球を打てないと思うので
すが。
Answer
打法には色々な種類があり、飛距離に応じて打
ち方を替えます。
例えば 15 Y の寄せでフルスイングする人はい
ないのと同じで、世界のトッププロはドライバ
ーだけでも 3 種類の打法を使い分けます。
また、ショートアイアンやウエッジは 5 種類
の打法を使い分け、58 度でも 60 Y から 100
Y までを打ち分けるだけの引き出しを持って
います。
飛べば良いと思うのは男の本能と言うか、狩猟
能力としてのプライドや自慢につながるのです
が、ゴルフのレベルが上がるにつれて、飛ばさ
ない打法の引き出しが必要だと言う事に気づく
事になります。
質問者さんがどのようなスイングしていて、そ
して腕をどう使ったか分かりませんが、意識や
感覚と実際の動作にはかなりの誤差がある事も
あります。
打ち方には手打ち、体打ち、そしてその両方と
色々な打法があり、それぞれに用途があり、使
い分けをするのが基本です。
例えばチップショットなどは肩の回転だけ、ピ
ッチショットはそれに手首と使いますので、使
う部位が増えるほど飛距離が伸びる事になりま
す。
したがって、飛ばしたいだけ飛ばすのでしたら
飛ばしの技術が全て組み込まれたドラコン打法
で打てば良いのですが、それではスコアメイク
は出来ません。
グリップエンドがおヘソを向いていると言う事
は恐らくコックを全く使っていなかった可能性
があり、これではヘッド速度は出ませんので、
結局 40 Y 損にていた事になり、伸びたのはク
ラブを返したり体のしなりや手首のコック等と
使う部位が増えたのだと推察致します。
一般的に言う手が体の前に常にあるような打ち
方で腕を使わずに振れと言う指導は、フトコロ
の三角形が潰れたりフライングエルボーになる
と、飛距離は出るのですが方向性や縦距離が合
わずにベタピン力が落ちるからです。
これは基本動作や基礎練習をする時に言われる
指導ですので、独学の方が動画レッスンなどで
好きな指導だけ聞きかじって振っていると、こ
のような誤解が生じて遠回りする事になる可能
性があります。
また、3 年もすると動きが定着して来て飛距
離も伸びる時期だったりしますので、ちゃんと
した指導者の第三者目線での意見を参考にされ
ると遠回りせずに済むと思います。