
打法を進化させ、歴代記録を更新
Queston
ツアープロって 1 位の人も 30 位の人も無茶苦
茶上手いじゃないですか?
でもなんで、その中でも常に上位にいる人とそ
うでない人がいるのですか?
その違いはなんでしょうか?
たとえば、渋野日向子は数年前は全英オープン
で優勝してますが、その後もプロとして入るも
ののそこまで目立った戦歴はないようにし素人
目にはみえます。
Answer
世界のトップ 30 人を比べたら、実力や技能は
違っていても順位とは必ず比例していない事が
あります。
好調と好運が重なって優勝回数が増えれば順位
は上がりますが、技術や引き出しなどの実力は
あっても不調や不運な選手は順位が上がらない
事もあります。
トップの数人は歴代の記録を持っていたり、グ
ランドスラマーと言われる名実ともに素晴らし
い選手がおり、その次にメジャー大会の複数優
勝者で優勝数が 20 回以上などと言う選手がい
て、次にメジャー優勝は 1 回でも、複数回優
勝者と続きます。
アメリカ男子ツアーでは 125 位までがシード
権があり、シード選手はスコアをキープできる
だけの実力があるのですが、若手で飛ばして好
運な選手が出て来るとシード権を奪われる事も
あります。
これら実力の差はバーディーの数が多く、ボギ
ーが少ない人ほど上で、そのための技能や精度
がどれだけあるかによって決まります。
テレビに映る選手は優勝争いに絡む事ですので
上位 30 位の中の半分程度しか良く見る事がで
きません。
優勝は時の運もありますので、上位の選手はい
つ優勝してもおかしくないので、問題は自分の
実力が出せるかどうかに掛かっています。
4 大メジャーはそんな意味でそれぞれに違う設
定で、地面がガチガチだったり、やたらと距離
が長かったり、メチャクチャグリーンが速いと
いった特徴がそれぞれにあり、それらのコース
を攻略するために必要な数多くの色々な引き出
しが必要なのです。
その中の一つであれば、その人が得意なコース
での優勝のチャンスは好運であればあるのです
が、全てのコースでトップになるには、あらゆ
る技術や能力が必要で、コースの相性が悪いと
か言うレベルではなく、毎年複数回優勝できる
ような優れた内容のゴルフをする選手かどうか
だと思います。
タイガーのように 150 Y 以内は 4 日間ワンパ
ット圏内に止める事ができる技能を持ち、ぶっ
ちぎりで優勝するなどのレベルの違う内容のゴ
ルフをするとそれなりに実力があると言えるの
ですが、メジャー大会でも大御所達が怪我など
で出て来ない場合などもあり、出て来ても不運
で不調などが重なると、そのレベルでない選手
でも優勝する事があります。
もちろん、メジャーに出られるだけでもかなり
の実力なのですが、その中でも違うのがこの引
き出しの数や精度です。
岡本綾子選手は渋野選手が全英で優勝し、その
後アメリカで予選すら通過出来ない事を、引き
出しがないからだと言っていました。
そしてアメリカに行ってスイング自体を改造し
ましたので、定着するのに最低 3 年は掛かり、
元の位置に戻るだけでもかなりの回り道をして
います。
同じプロでもレベルの違いはアマチュアと同じ
ほど差がありますので、実力は技能や引き出し
を見る事で内容は理解できますので、順位だけ
に囚われずに見方を変えると、さらに試合が面
白くなるのではないでしょうか。