
Question
素振りでは軸とコックが保たれていて美しいス
イングなのですが、ボールを前にすると腰が前
に出るし、キャスティングしてしまいます。
これは良くある事なのでしょうか?
Answer
ゴルフあるあるの一つです。
これは正しいフォルダーを開けられるかどうか
の問題と、恐怖心などで筋肉が硬直して正しい
動きができない場合などがあります。
まず、正しいフォルダーを開けるには理想とし
ては色々と出来てしまったフォルダを消して行
く事と同時に正解を強くして自信を付けて行く
事です。
改造中にラウンド禁止や球打ち禁止にするのは
そのためです。
いらないフォルダーは出すと下手を固めるので
何年も出さない事です。
したがって接待で休めないとか、打つだけが生
きがいだと言う方は余計なフォルダーがどんど
ん増えて遠回りし、上達が遅くなったり生涯上
達せずにゴルフ人生が終わる事があります。
まずは素振りで動作を定着させ、三段打ちによ
って何も考えずに正解のフォームを反復しなが
ら定着させる事です。
まず正しいスイングを 1 万回は最低続けます
が、車椅子テニスの世界一位になった国枝慎吾
選手はコーチに 3 万回やれと言われたそうで、
彼にとっては苦痛だったのですが、やりこなし
た事で世界ランキング 1 位まで伸びつめる事
ができたのです。
素振りは出来ているのですから次の段階として
は三段打ちです。
まず、球を置いてちょっと下がって素振りを 2
回やり、止めずに前に出て球打ちをすると体は
2 回素振りで成功していますので、何も考えず
にその延長で打つ事が出来ます。
これは他のフォルダーを開けない方法で、途中
で止まったり仕切り直すとダメなフォルダーが
開いて成功しません。
続けて上げては下ろし、上げては下ろしながら
止まらずに反動で打つ事で何も考えずに素振り
通りに打てるのです。
これによって成功体験が出来ますので、その体
験が自信となって正しいフォルダーを開ける事
が出来、余計なフォルダーは少しずつ消えて行
きます。
本振りで失敗ばかりしていると失敗経験によっ
てそれがトラウマ的なネガティブな印象となり
イプスの原因になりますので、失敗経験よりも
成功体験の数が上回らなければなりません。
また、素振りと本降りの動作の違いを研究し、
どこが出来ていないのかを検証する方法もあり
ます。
単純に重心位置が違っているだけで全てが出来
ないとか単純な原因の場合にはその場で治る事
もあります。
テイクバックの始動など、できていない部分だ
け打つ直前になぞりを行ってリハーサルし、印
象付けをしてから打つ方法もあります。
そして恐怖心で硬直したスイングをする場合に
は朝の立ち上げでゆったりと振る、2 時間前に
は現地に着いてゆっくりと立ち上げて、とにか
く慌てず急がず落ち着いてリラックスする事を
心がけます。
何と言っても人前で振る事で上がり症な方はそ
の重圧を払拭するために自信を付ける必要があ
ります。
これはフォームを 3 年は変えずに成功体験を出
来るだけ積んで、アドレスで当たらない気がし
なくなるまでイメージを作ります。
本振りが綺麗だと思えるように練習して自信が
付けば硬直せずに打つ事ができるでしょう。