
Question
練習ではまず外す事がない 1 m ほどのパットな
のですが、いざ月例などのコンペになると良く
外します。
やはりメンタルなのは分かるのですが、そこを
克服する方法はないのでしょうか?
Answer
トッププロでも同じで、入れどころ外しどころ
の距離が一番緊張すると言います。
入れなければならない距離なので、絶対に外せ
ないと言うプレッシャーや、外したらみっとも
ないと思う事で余計に慎重になって、恐怖心す
ら出て来るのがショートパットです。
ショートパットが入るか入らないかは個人差で
パティングの指導者達はこれを自信の差だと言
います。
打つ前に外した時の記憶や、返しの事を考えて
しまうとどうしてもヒョロヒョロ球になってし
まって強く打てなくなる事があります。
青木功選手は「コツーンと打て」と良く言って
いましたがそれはしっかりとコツーンと音がす
るくらいに打てと言う意味で、弱気が一番の敵
なのです。
やはり自信を付けるための練習量や場数を踏ん
で慣れる訓練も必要ですが、メンタルとして諦
めるのではなく技術でカバーします。
どんな打ち方でも良いのですが、よりミスが少
なく効率が良い方法の一つをご紹介致します。
その技術とはまずグリップです。
グリップはしかりと握れと言う人と緩く握れと
言う真反対の意見があるのですが、私の場合は
左手の握力は強く、右は添えるだけで終始その
強さを変えない打ち方です。
最初は左手だけでしっかりと握ったままストロ
ークするのですが強さは毎回同じにします。
特に左脇を締め、肩からヘッドの先まで一切の
ブレや遊びをなくし、フトコロの三角形を絶対
に崩さすにストロークします。
片手で握っているのでより強く握れる事で、そ
の感覚を記憶させる事が出来ます。
そして次はストロークの長さです。
ゆったりと振ろうとして大きくテイクバックす
る人がいますが、ダウンスイングで緩みますの
でミスが多発します。
これを短い振り幅で強く打つと言う打ち方に変
える事で、より再現性の高いパティング動作が
出来るのです。
そして一番重要なのは例えば 50 cm のパットな
ら、 1 m 以上打つ積りで返しの事を考えずにカ
ップの内側を狙います。
球が曲がってカップを避けるのは勢いがなくな
ってからですので、まだ勢い良く転がっている
間はほとんど曲がりません。
これで約 8 割は入りますが、打ち損じなどでジ
ャストタッチで打つと曲がって 8 割は入らない
と言うデータがあります。
これは芝芽に負けてどっちにでも曲がる状態が
多いからで、「曲がる前にいれる」と言う打ち
方がこれです。
くキャディーさんが言いますが、強めなら内側
弱めならカップの淵と言うように強さによって
曲がり幅が変わります。
曲るか曲がらないか分からない傾斜の場合には
カップの内側に強めに打ちます。
普段はカップの先 30 cm に止まる強さで打つの
が教科書なのですが、カップ周りは誰も踏みつ
けないので芝が立っており、特に硬い芝質だと
変に曲がりますので、80 cm ほどオーバーする
ような打ち方が一番リスクが少ないと言う事に
なるのです。
また、パンチが入って打ち過ぎてしまう場合に
は、最初から下腹に力を入れておきます。
これでパンチが入っても強さがあまり変わらな
くなります。
良くあるのは引っ掛けです。
これは右側傾を少しだけ大きくすると真直ぐに
打てるようになります。
どの程度か迷った時には打ち上げ軌道で打つと
良いと思います。
練習では 2 m とか 3 m までカップ内側に強く
打つという打ち方で入れていると度胸が付きま
す。
これで成功体験をとにかく積む事で、構えた時
には既に入ったような気持ちになります。
これが自信です。